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《過去編》 〜中編〜
施設での話
あれから、ずっと施設で過ごした
そして僕は、
”また”1人になった
味方どころか、友達もいない
正確には、友達と呼べる人がいないのだ
そんな中での僕の生き甲斐は”恵吾”だった
たまに施設に給付金を渡しに来る時に時々会う程度
それでも、その時間は大好きだった
ある日のこと。
恵吾が来た日、話の流れで僕はこう言った
……僕は、
本当のことを言っただけだった
僕の特技、
『気配を自由自在にコントロールする』のも、
自分を守るために自然と身につけたものだった
↓施設での日常(オリジナルの子供の名前等が出ますがお気になさらず)
颯「な-そうた-!おそとであそぼ-っ!」
想太「いいぜいいぜ!きょうは何してあそぶっ?!」
颯「ん-!おすなであそぼ!」
想太「いいねっ!じゃぁさっそくいこ-っ!」
葵「ななちゃん!おりがみしよ!」
菜奈「いいよぉっ!そのあとはお絵描きしよぉ!」
葵「やったぁ!じゃぁなにつくる-っ?」
楽しそうに話す皆
でも、僕には誰も話しかけない
それもそうだろう、
髪の1部が黄色でギザ歯
途中から入ってきたうえに、その時の僕は、妹と離れたこともあって、相当暗かったのだ
そんな奴に誰が話しかけるんだろう
……正直、話しかけられないことなんてずっと分かってた
幼心で理解していた
だから僕は、
ずっとずっと、この先もずっと、
次回
《過去編》 〜後編〜
ネストなんて、、、大っ嫌いッ!
#りくえすとぼっくす
氷室 綾
504
あずき
980
110
#カプあるよん
結衣(サブ)
42
コメント
1件
うわ…………読んでて胸がぎゅってなった。施設で誰からも話しかけられず、「いてもいなくてもいい人間」って自分で決めつけてるのがもう辛すぎるよ。「気配をコントロールする特技」が自分を守るために身につけたものってのがまた切ないな……。そんな中で恵吾との時間だけが生き甲斐って描写、本当に心に刺さる。次回の後編、どうなるのか気になって仕方ないわ。