「いちいち文句言うんじゃねぇよ!!」
――パンッ!
一気に章くんが距離を詰めてきた瞬間、初めて平手打ちされてしまった……。
「えっ……」
章くんに叩かれた頬が痛いと感じるまでに、時間はかからなかった。
(私、今……章くんに叩かれた……の?)
意味が分からなかった。
今まで、口喧嘩はしたことあったけれど、さすがに章くんに叩かれることはなかった。
冗談で軽く叩かれる、みたいなことはあったけど、もちろんじゃれ合いの範疇だ。
今まで色々思うことはあれど、見ないフリをしていた。その結果がこれ。
私が何か悪いことでもしたのだろうか。
両親以外に、結婚していることを誰ひとり伝えることも出来ず、章くんが帰って来る******************
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コメント
1件
4話目を読んでいただき、ありがとうございます🙌 高校当時の男友達と再会! そんなベタな流れが……🤦♀️ この先、どう変わっていくのかお楽しみに🎵