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8 - 第8話「戦争まで、残り1日。」

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2023年11月28日

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第8話「戦争まで、残り1日。」










時は流れ、3ヶ月後…









明日、ついに敵軍と戦う時が来た。


来てしまったんだ。







tord「明日は、敵軍と戦う。前の国とは比べ物にならないくらい強い国とだ。気を引き締め、全力でこの国を守り、この国の英雄となるのだ!」


味方のみんな「はっ!」

Tom「……。」

edd「…」


tord「edd、お前にも頑張ってもらうからな」

edd「は…はい!…」







こんなこと隊長の前で言ってしまったら、間違いなく殺されるだろう、俺はもう、こんな戦争なんかしてる世界に疲れた。


戦争に強制的に参加させられ、毎日苦痛な訓練、みんなの暮らしを奪い、街は燃え、返り血を浴びまくる。

eddも射撃訓練を毎日行ってきて頑張ってきたが、すごく疲れているだろう。


たまに別の国と別の国同士の銃声、爆弾が爆発する音、街が燃える音、もう何もかも疲れたよ。



































Tom「……。」


edd「…、明日は、いよいよ敵軍と戦いますね…。」


edd「…。」


Tom「…。」










eddと無言の時間が続き、少し気まずい。


Tom「もう!明日のこと考えるのはやめよう!…もう射撃訓練も!…」

Tom「ね!…」

edd「はい…」


eddは悲しそうな顔で床をじっと見てるばかりで、俺は何も出来なかった。



























〜夜〜

〜充電室〜



edd「……。」


ガラッ…


Tom「…。」


eddは、充電中。ぐっすり寝ている。


Tom「eddに、あの時みたいな苦痛な思いにさせたくないんだ。」

edd「ん…」


edd「あれ、Tomさん来てたんですね早く寝て明日に向けて体力回復してください!」


eddは自分の体を起こした。



Tom「…edd。」

edd「どうしましたか?」













Tom「edd、こっから少しの間眠っていいからね。」



俺は、eddの背中にある一時的にシャットダウンさせるボタンを押した。












edd「?!…Tom…さん…」


eddが床に倒れ込んだ。


Tom「…戦争は…前の戦争は、だいたい5ヶ月間くらい続いたよな…」

Tom「そのくらいに起きるように設定しよう…」



俺は充電されるベッドにeddを寝かしつけた。








Tom「……」

Tom「ごめんな…こんな時に、こんな世界の時に…」


Tom「ごめんな…」







Tom「本当にごめんな…」

Tom「もう大丈夫だからな…edd」



俺は眠っているeddに、そういうことしか出来なかった。
















翌日の朝…


to be continued……

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