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▷▶︎▷13話.隠す


エセ注意.下手すぎ注意

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

視点▷▶︎▷???





???)…ぇ…兄さん…




何より先に口が動いた。


何よりも先にしたかったから。




???)兄さん…俺だよ…?


???)覚えてる?


???)覚えてないの…?


???)ねぇ…pn兄さん…!


pn)へ…なんで…?


???)ずっと探してたんだよ?


???)ずっとずっとrb太 って呼んでくれてたじゃん…?


rbr)覚えてないの…?




そう、かつて俺にはpn兄さんっていう兄弟が居たんだ。


なにか困った事があったら相談にのってくれたり、100てん満点のテストが帰ってきたら一緒になって喜んでくれたり、泣きたくなったら一緒に寄り添ってくれた。


いつでも一緒に居た。


ただ、母さんだけは俺と兄さんが一緒にいるのに反対した。


理由は俺と母さんだけしか知らない。


俺はずっと頭が良くてどちらかと言うと優等生な感じが強かった。


兄さんは勉強が苦手でふざけてばかり。母さんは兄さんそれに劣等感を想い始めた。


それで、ついには崖から転落させて記憶を隠した。


その時俺は訳が分からず、ただ惹かれる手を追った。


数年経った時やっと分かったんだ。


兄さんと俺は離れ離れになってたんだって。


この前はたまたま迷子になって知らない街に迷い込んじゃっただけだけど、あの人がいないと兄さんは会えてなかった。




rbr)兄さん!あっちに帰ろう?


rbr)兄さん…?




兄さんは教会の真ん中を見ていた。


目は黒く塗られたかのように真っ黒に染まる。




pn)ら…だぁ…俺…お前と、鬼ごっこ…やりたいよ…


pn)蘇ったり…しないの…?


rbr)兄さん…?


pn)また…お前と手、繋いで…遊ぼう…よ…


pn)ねぇ、起きてよ…




ただ1粒。


涙が落ちる音が響く。




pn)死にたくなかった…


pn)死んで欲しくなかった…!

悪者に救いなんて無かった

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