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今日…ザァー…ザァー…

ザァー…ザァー…

次の日…

ザァー…ザァー

次の一週間…

ザァー…ザァー…

次の一ヶ月後…

ザァー…

以下略

ずっっっっっっっっっと天気は雨模様だ。最初は、作物にちょうどいいと思ったり、貯水タンクに水を多くためることができるので良かった。雨の日しかできないことができるので楽しみとか、考えていた。…が今では問題でしかない。まず晴れないので洗濯物が乾きにくい。次に家の中が湿気だらけになってしまう。

そして、食材が傷みやすい。そのせいで、食事のもうひと工夫をしながら管理していく必要がある。

最後は…

バリバリ…ボリボリ…

「うまっ…」

寝っ転がりお菓子を食べる

「笑…笑…」

寝っ転がりながら漫画読んだり、ゲームをしたりしているコイツが問題だ。

「博士…寝っ転がりながら食べないでください」

「えぇ…これが一番いい体制なのに」

「お菓子のこぼれカスを誰が掃除するのだと思いますか」

「ハァイ」

博士はソファーに移動した。そのうち、また寝っ転がってやってそう…

博士は雨だからといって、ずっと家の中でだらっだらっだらっだらっしている。

「雨だから動きたくない」

「雨だから外に行けない」

「雨だから研究もできない」

「雨だから…」

「雨だから…」

「雨だから…」

と言い訳しかしない。それに…

「おっかし~おっかし~」

一日決まった量を食べていたはずが、規定の量を越している。これは…まずい。非常にまずい。

私は博士の元に行き…

ギュッ…

「どうしたマリー…」

博士を抱きしめるというかお腹をつねる。

「やはり…」

「え~…マリーのえっち笑」

コイツ…

グイッ…

「えっ…ちょ…と…うわ~」

私は漫画やゲームとお菓子を取り上げる。本人は抵抗したが、力技で私に敵うはずがない。ロボットが持ち合わせる力は質量も伴う、日頃からだらっだらっだらっだらっしているので博士は元々弱い力が更に弱くなっている。増えるのは体重ばかり…

「もう返してよ」

「博士…」

「返して~」

「博士…」

「横暴だ~」

「ここに座ってください」

「はい」

博士は騒いでいたが睨みつければおとなしく床に座った。

「博士ここ最近…雨だからといって怠け過ぎです」

「これはしかだかなく…」

「言い訳は不要です」

「はい」

「怠けすぎて体重が増えています」

「そんなまさか~」

「先程、触った所ガッツリと掴める部分が大いにありましたよ」

「マリーの変態」

ムッ…

「むさ苦しい豚が邪魔ですよ」

「ぶた…」

「えぇ…今博士は人ではなく豚ですよ」

「ぐぅ…」

「雨だけではなく、買い物を終えてからお菓子の食べ過ぎだらけ過ぎです」

「短期間でそこまでいかないでしょ」

「世の中甘くないんですよ」

じー

「でも…」

「私がなぜ体重のことを分かると思いますか」

「えっ…」

「なぜだと思いますか」

「はっ…まさか!!」

博士はやっと気づいたのか…あり得ないという顔をしている。

「体調管理を含めて体重が一目で分かるようになっているのは博士がそう設定したからですよね」

「いや…その…」

「なのでその設定を有り難く使わせていただいた結果で…4キロ増えています」

「まさか…」

「買い物終わりから結構な月日が経っていますよ」

「ぐぅ…」

「今からダイエットを始めます」

「えっ…」

「始めます」

「えっ…今から」

「今からです」

「明日から…」

「それはやらない人のセリフです。やるなら今から始めないと」

「うっ…」

「だらだら禁止です」

「嫌だ!!」

「お菓子も禁食です」

「それは無理!!」

と言い部屋から元い、この場から逃げ出した。私は博士の後を追う。

「博士お待ち下さい」

「いやだ~」

「博士…」

「むり~」

「捕まえました」

博士は部屋を出て廊下を走っていたがその途中で捕まった。今は、抱えた状態であの場に戻っている。

「はやかったね…ちょっと喋って終わったよ」

「博士が私に敵うはずがありません」

「ですよね」

「諦めてください」

「も~う誰よこんな設定したのは~」

「製作者の顔を見ますか」

「イケてる顔を!!」

「豚の顔ですか」

「いや、その人は人間の顔です」

「人間なんていません」

「ここに…」

「はぁ…そんなに洗面台に行きたいのですか」

「マリーは気になる?」

「いえ…鬱陶しいぐらい見てるので結構です」

「辛口だね」

博士のやる気スイッチを押すにはどうするべきか…

勿論、お菓子は封印。一番効率がいいのは運動。でも、普通に運動しようとしても逃げ出すだろう。雨でできることも限られているし…

野菜ばかりの生活をしていたら、博士は別の意味で死んでしまう。

「博士…ゲームをしましょう」

「はぁい?」

私はリビングを広々と使えるように片付けてゲーム機と使うための道具を取り出す。

「これは!!」

「はいこれを使いましょう」

リングを使ったり、コントローラを使ってダイエットをするゲームだ。昔、博士のダイエット用にこっそりと買っておいた。

「博士これをクリアしていましょう」

「でも…運動するやつでしょ」

「運動するだけではないですよ」

ポチッ…

「ん?」

「これはバトルファンタジーですよ」

「おぉ!!」

「どうですか」

「面白そう」

博士は見事に食いついた。ただの運動ならやらないが…ゲーム好きの博士なら食いつく。特に、バトル者のゲームが好きなのでそこにファンタジー要素が追加されれば完璧。

博士はこれを全てコンプリートしたくなる謎のオタク使命感を感じてしまうはずだ。

「さぁ…博士頑張りますよ」

「はぁい!!」

(ちょろ博士)

そう思ってしまった。このゲームはいつまでハマるかわからないが、その短期間で少しでも痩せて欲しい。

(無理だろうけど…)

私も、ダイエット向けのご飯を考えていかないと…

気を抜けばリバウンドしてしまう。もしくは、悪化してまるまるの鏡餅になってしまう。

ロボットにはダイエットが必要なくて良かったと心底思うマリーであった。

私が生きるゾンビ世界

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