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こんな噂知ってますか?

七不思議の0番目

屋上の飛び降りさん。


彼女は生前、屋上が好きだったみたい。お昼を食べる時も、休み時間も、ずっとそこで空を眺めていたらしい。

そんな彼女は、屋上から飛び降りてしまったんだって。

明るい人で、人当たりも良くって、自殺するような子には見えなかった、

じゃあ突き落とされたのか?でも周りから恨みを買うような人でもなかった。

そんな彼女が、成仏しきれないで屋上に出てくるんですって。

彼女はひとり遊びが苦手で、遊んでくれるヒトを探しているそう。

彼女は加減を知らず、見つかってしまうと

屋上から突き落とされてしまうんですって。



?「ひどいなァニンゲンは、」

「落とすだなんて、意味もなくそんなコトしないのにさ。」


ナマエ 屋上の飛び降りさん

ホンミョウ 白煙 鈴廻 ハクエン リンネ

七不思議0番

七不思議からは「ゼロ」と呼ばれている。

0番の理由…

本当は存在するはずが無い『0番』という存在だが、屋上で少しイタズラをしたところ、それを見た生徒が「七不思議の0番なんじゃないか」と騒ぎ始め、その席に着いてしまった。


時系列的にはミサキ階段の後。




Noside━━━━━━━━━━━━━━━


八尋「ふー…やっとトイレ掃除終わったわ…って、花子くん、どこ行くの?」

花子「んー?ヤシロと少年も来る?」

八尋「何がやらかしそうな顔…私が着いていくわ!」

光「先輩1人は危険です!オレも行く!」

そうして次々と女子トイレを出ていく。彼女らが向かう先は…?


八尋「屋上…?こんなとこに何しに…」

花子「ゼロ。」

0番「はーあーいー?」

7番がそう口にした途端声が聞こえてくる。

0番「あれ?今日はお友達も一緒なの?」

花子「いやぁ、キミが寂しがってるかなーと思って!」

オレ優しくない?と言いながら0番に近づく。

0番「…ねーそこの君。」

八尋「…えっ私っ!?」

0番「うん。ちょーっと触ってもいーい?」

そう言って0番は八尋の体をぺたぺたと触りだす

八尋「え”っ何!?変態!?痴漢!?ソウイウ趣味の霊!?」

0番「違うよ。

…ねーこの子ってさぁ、7番の巫ちゃん?」

八尋を触りながら7番に聞く

花子「はは、ヤシロは大事な大事な、俺の助手だよ?」

0番「へぇ…俺の助手。

『俺の』助手、ねぇ〜…」

そういうと7番は下を向いて上に飛んでいってしまう。

0番「それにしても…ヤシロちゃん?だっけ。

キミすごい脚だね。象の脚みたい。」

八尋「象の…脚…(泣)」

光「テメェ!先輩になんて事言いやがる!!

つーかお前何もんだ!?」

八尋を庇いながら吠える源。

0番「あれ、7番から聞いてなかったんだ?まぁいいや。

私は七不思議の0番目、屋上の飛び降りさん。」

宜しくね?と付け加え、フェンスに寄りかかる0番。

0番「んで…君たち、私に用があって来たんでしょ?何しに来たの〜?」

花子「あぁそうだ。




…0番。キミの依代を壊しに来たんだ。」

七不思議の0番様

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きぁぁゼロ番んんん!

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