テラーノベル
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ひとしきり海で遊んだあと。
ぼくたちは砂浜へ戻ってきていた。
「あっつ~!」
あっきぃが両手を広げて空を見上げる。
「お前が一番動いてたからだろ。」
まぜちが呆れたように言った。
「せっかく海来たんやし!」
ぷりちゃんも笑う。
みんなびしょ濡れだけど、とても楽しそうだった。
その時。
ちぐが砂浜に置いてあったバッグをごそごそ探り始めた。
「あったにょ!」
取り出したのは、カラフルなビーチボールだった。
「おぉー!」
ぼくは思わず声を上げる。
「持ってきてたんだ!」
「もちろんにょ!」
ちぐは得意そうに胸を張った。
すると、あっきぃの目がキラリと光る。
嫌な予感がした。
今回は三回目だ。
「対決しようぜ!!」
やっぱりだった。
「絶対言うと思った。」
まぜちが即答する。
「賛成や!」
ぷりちゃんも乗り気だ。
気づけば全員集まっていた。
「チームどうする?」
ぼくが尋ねる。
するとあっちゃんが言った。
「三人ずつでいいんじゃないか?」
「じゃあじゃんけん!」
数分後。
チーム分けの結果、
あっきぃ・ぷりちゃん・あっちゃん
対
けちゃ・ちぐ・まぜち
になった。
「負けへんぞー!」
「こっちもだよ!」
ビーチボールが空へ投げられる。
対決開始だ。
ぱしっ!
最初に打ち返したのはちぐだった。
「ナイス!」
ぼくは声を上げる。
ボールは高く上がり、相手コートへ落ちる。
だが。
「甘い!」
ぷりちゃんが飛び込んだ。
見事なレシーブ。
「おおぉ!」
砂が舞い上がる。
そのままあっきぃへ。
「いっけぇぇぇぇぇ!!」
ばしーん!!
勢いよく打ち返されたボールは、ぼくの方へ飛んできた。
「ひゃっ!?」
慌てて受け止める。
危なかった。
危うく顔面直撃だった。
「けちちがんばれー!」
あっきぃが敵チームなのに応援してきた。
「どっちの味方なの!?」
みんなが吹き出した。
試合はどんどん盛り上がる。
笑い声と歓声が砂浜に響いていた。
そして。
「ラスト一回にするにょ!」
ちぐが叫ぶ。
「よし!」
全員が構える。
最後の一打。
勝つのはどっちだろう。
夏の太陽の下。
ビーチボールは高く、高く舞い上がった。
コメント
1件
読んだよ〜〜!!😭💕💕 ビーチボール対決、めっちゃテンション上がった!!「対決しようぜ!!」ってあっきぃが言い出すの、もう三回目ってまぜちにツッコまれてて草🤣笑 敵なのに「けちちがんばれー!」って応援するあっきぃ、どっちの味方やねん!ってツッコみたくなった〜〜🎀✨ 夏の太陽の下、全員笑い声と歓声に包まれてるのが目に浮かぶようで、もう次の話が待ちきれないよ!!最後の一打、どっちが勝つの!?!?🔥🔥
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