テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
高倉起業家に就いてから
事務員の華村莉子さんと親しくなった。
少し歳上のお姉さんだけど気さくに教えてくれた。
社長が顔を出した
皆に紹介するよ息子次男坊の夏輝だよ
「お前卒論書いたのか」
「いや未だだよ…」
来春卒業するって事を教えてくれて
「次期社長ですか?」
「ん~と君名前は」
「私ですか?中邑杏子と言います」
親父…
「事務員に手を出すなよ!ガキが…」
まさかだろ…
少しポチャ系の男性、ふと同じ歳の
明良さんを思い出した…
どこの専攻してますか、華村さんが聞いてた。
「そりゃ工学部だろ…」
ねぇ中邑さんは高卒ですよね?
何この人…
「張りつけられた。文書誰なの?…」
私です…
「え?中邑さんが書いたの…」
「そこの2人着いてよ」
はーい
何気なしにメールを送った
しばらくかえって来なかった
私はいきなり立ち上がった
着信があり、事務から出た。
『杏子?…俺受かったよ!親父の会社に入れるから!』
「そうなの、私今高倉起業にいるよ」
「高倉企業?…高島企業のかたぎ相手だよ…」
「今夜会いたいな…」
「終わったらまた連絡します」
「分かった…」
「すみませんでした…」
「華村さんが気にする事ないわよ」
「今日はもう終わりだよねぇ中邑さん食事に行かない?」
「ごめん帰ります…」
「またにしましょうねぇ」
川瀬~笑っ
飲みに行くぜ~
「あの娘誰だよ?…」
観たことある顔だ!
ついて歩いた。
駆け出した私…
待てよ!おい!君…
追いつかれた…
やだよ!明良さん~!
明良?杏子ちゃんか?
止まった私
振り向いたら
ハァハァ…
支えた川瀬謙二
「大丈夫なのか?…」
「携帯電話鳴ってるぞ」
慌てて取り出した。
はい…
杏子ごめん親父達が受かったなら兄達呼ぶって言われた…
うん良いよ…
「今どこにいる?」
未だ歩いてるよ…
チャンス!
送るよ。車があるから。
「戻るの?」
車が見えた。
彼もお父さんが事業者をしてるって言われた。
山口?…
「はい謙二さんどちらまで?」
「大通りのプリンスまで頼むよ」
あの…
良いだろ?…
明良にもったいな…