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ソ連「ん…。ここは…。」
目覚めると俺は暗い空間にいた。
ナチ「よぉソ連」
ソ連「…ナチ」
ナチは悪笑みを浮かべて俺を見ている。
ソ連「ここに連れてきたのはお前か…。」
ナチ「そうに決まっているだろう」
ソ連「ちっ…。お前も制裁のつもりか?」
ナチ「勿論さ」
ナチはその手に金属の棒を持っている。
ソ連「…それで俺を殴るつもりか…。」
ナチ「全部わかっているじゃないか」
ナチは相変わらず笑ったままだ。
ナチ「…」
ナチが金属の棒を振った。
それが俺の頭に直撃する。
ドコンッ!!!!凄い音だ。
ソ連「ッッッ!」
勿論俺の頭からは血が垂れてきた。
ナチ「はは。いいじゃねぇか」
ソ連「ッッッ…」
カキンッッッ!!!!金属の棒の音が響いた。
俺の頭からはまた血が出て、痣ができていた。
ナチ「…精々するな」
ナチは笑って言った。
俺は最初から牢屋のようなところに監禁されていて、出ることができない。
ソ連「…ちっ」
その瞬間ナチは俺の背後に回って、手で俺の目をふさいだ。
ソ連「ッッッ!?手を離せッッ…」
ナチ「駄目だ」
この独裁者、何考えてるか全くわからねぇ…。
ナチ「目隠しするぜー」
そう言ってナチは俺に目隠しした。
ソ連「ッッッ…やめろッッ!」
ナチ「拒否権無しだ」
俺は何も見えなくなった。ただただ暗闇。
その瞬間後頭部の衝撃がすごかった。
棒で殴られたんだ。すぐに認知した。
ソ連「ッッッ!!」
さすがに身体中に響いて痛みがしみわたる。
ナチ「暗闇で殴られるってどんな感じだ?」
ナチは面白半分で聞いてくる。
こいつは弱いところを人に見せない。強がる。
俺の知ってるこいつはいつもそうだ。
ナチ「お前への制裁、まだ終わらせない」
今度は金属の棒で腹を思いきり突かれた。
その瞬間あまりにも痛みが込み上げてきた。
ソ連「うっ…!ゲホゲホッ」
ナチ「お前のそういうところ、始めてみるなー笑」
笑いを込めて言っている。
俺からしたらただ痛い。
ソ連「離せッッッ…」
ナチ「……嫌」
ナチはそう言いきった。
きっと企みの笑みを浮かべているのだろう。
俺は大体わかる。こいつのことを。
カキンッッッ!!!!激しく音が響く。
俺はついに耐えきれず、ふらついた。
ナチ「ははは。お前もその程度か」
ソ連「ッッッ…」
倒れないように耐えていた。ずっとずっと。
だが、今更限界が来ちまった…。
ナチ「もっと耐えろよ。ソ連」
ドコンッ!!!!また激しい音。
俺は耐えきれず倒れた。
ナチ「ははははッッお前にも限界があるか」
ソ連「当たり…前だ…ッ」
ナチ「また面貸せよ」
ナチが小声でそう言った。
宮藤唯來「ソ連が制裁されるのもたまにはいいね(o・ω・o)」
~終わり~