第9話 なんかわちゃわちゃしてんなー
前回までのあらすじ
【】はリスだった。それじゃあ作者は?以上。
GWが終わり、学校が始まった。そして、
のどが痛いし、頭痛が痛いし、咳出るし、鼻声だしでもう最悪だよ。【超能力のファイヤで風邪ウイルスを焼却できるんじゃあない?】まだ僕の能力は未熟だからそのくらいの火力がない。
【半分ってレベルじゃないだろ】使ってないと劣化するんだよ。【超能力って植物みたいだね】《確かに》また出てきたよ。マジで誰?【俺でもないし】《作者》作者を名乗る奴が2人になった。
【俺は作者じゃあ無いからこいつが本当の作者なんじゃあない?】あ〜なるへそ。それじゃあ、作者にしか分からない問題だすか。【作者にしか分からない問題?】
Q.あなたはむっつりス◯ベですか?
《◯すぞ》【怖っ】この反応は…作者だな【ラキ君はなんで分かるの!?】うーん。勘?【ガチかよ】それで、《》は作者でOK?《OK》よし。
ゲホッゲホッ
【大丈夫?】興奮し過ぎたらしい。やばい。薬、薬。……(´;ω;`)ブワッ【ど、どうした!?】薬が終わってる。リス持ってこれる?【家だいぶ離れてるから無理だね】じ、じゃあ作者は?《そっちの世界には入れない》じゃあ、もう為す術無しか。電話で祐に頼むか。
プルルルプルルル
ガチャ
「もしもし?祐?風邪の薬持ってきてくれない?ゲホッゲホッお願い」
「え?あ、は、はい。ただいま持っていきます」
あれ?祐ってこんなに敬語だったっけ?それに、声もなんか高いし。
〈美里〉
ミスってる〜。
「い、いや、大丈夫だから!美里さんは大丈夫!また祐頼むから!」
「い、いえ!私もお見舞いに行こうと思っていたので。それに、プリントもありますし」
「そ、そうなんだね。じゃあお願い。僕の家はわかる?」
「はい」
「そっか。わかった」
も〜最悪。なんでこうなるかなぁー。【女子を自分の家に呼ぶとか…ラキ君大胆だねぇ】《やべぇな》そんな反応するな!それと、そういう意味じゃあないからな!本当に違うからな!【はいはい。わーたわーた】
ゲホッゲホッ
いい加減薬が欲しいな。もう5分くらい経ってるんじゃあない?《まだ2分だぞ》ま、まだそのくらいか。は、早くしてくれ。今のうちにファイアの練習しとくか。
ボウッ
まだ冷たいな。冷たい火なんて初めて触った。
ボウッ
少し暖かくなったな。暖房をつけて少し経ったくらいの部屋の温度と同じだ。【分かりずらい例えはやめろ】
ボウッ
おーお風呂と同じ温度だ。40℃くらいだろう。よし、もう1回…
ガチャ
あ、美里さんが来たか。
ガチャガチャ
あれ?なかなか入ってこないな。どうしたんだろう?
ガチャガチャガチャガチャ
怖い怖い!なになに!?どうしたの!?【普通に鍵が開いてないとかじゃあない?】あ、そうか。
ガチャ
「いらっしゃいゲホッゲホッ美里さん」
「むぅー。私が来るって分かってるなら鍵開けといてくださいよ」
体調不良の僕にこの言葉はだいぶくるな。
「あ、そうでしたか。すみません。?なんでラキ君のマスクは動いていないのに声が聞こえたんでしょう?まぁ、気にすることじゃあないですか」
あ、間違えて「テレパシー」が暴発してたか。体調不良になるとこういうこともあるのか。気をつけたいな。
…もしかして、他の能力も暴発しないよな?不安になってきた。【大丈夫だよ。たぶん】《きっと》さらに不安にさせるな。
「あ、これ。連絡と宿題のプリント。それと、風邪に、良さそうなものをいくつか。どうぞ」
「うん。ありがとう。じゃあ、僕はまた寝てくるよ」
「あ、待ってください!私に、看病させてください」
【なんだ?あっち系か?】《私語は慎みたまえ》【はーい】
「え?大丈夫だよ。美里さんに迷惑をかけるわけにはいかないし」
「いえ、今までのお礼ということで。それに、まだあの時助けてくれたお礼もしていませんし」
1ヶ月経ったことをまだ引きずっていたのか。まぁそう言うならしてもらいたいな。
「それじゃあ、よろしくね」
「はい!一生懸命、頑張ります!」
かあいい
「フンフンフーン♪」
美里さんが僕の家の台所にノリノリで立っている。珍しい光景だ。【珍しいなんてものじゃあないだろ】それもそうか。
「はい。ラキ君。おかゆが出来ましたよ。」
「ありがとう」
手際いいな。と言うか、僕の家の冷蔵庫にあるものでよくこんなクオリティ高ぇの作れたな。【何が入ってたの?】ネギときゅうりと玉ねぎとトマト。あと、肉が少々。【野菜好きだな】《野菜好きなの同じだな》作者とは気が合いそうだ。
「それじゃあ、いただきます」
「あ、ラキ君。食べさせてあげましょうか?」
「…は?いやいや、大丈夫だよ。1人できるって」
「体調が悪いのに、ダメですよ」
まじか、この子体調不良の子には大胆すぎだろ。【ラキ君、体調本当に悪いの?】え?悪いに決まってr…【だって、体の中でファイアしてるじゃん】あれ?バレちゃった?実はもう回復してるんだよね。《こいつ…》
「はい。ラキ君、あーん」
「…ッ!あ、あーん」
パクッ
お弁当一緒に食べた時も「あーん」してもらったけど、まだ恥ずかしいな。
にちのう!
さっきのはなんだ?《時間が飛ぶ時に、なんか入れようかなと。だから「この◯ば」とか、「おに◯い」とかにあるやつを参考にした》なるほど。まぁいいか。【いいの!?】
「ご馳走様でした」
「はい。よく食べられました」
今回はしっかり味感じられたな。だんだん恥ずかしく無くなってきた。
「それじゃあ、私はこれで帰りますね」
「うん。ありがとう」
ガチャ
いや〜。疲れた。【今回はご褒美回じゃない?】《もう少しキツくすれば良かったか》辞めてくれ。《もうそろそろ戦闘を入れたい》本当にやめてくれ。
【と言うか、作者は現実の世界とこの世界、同じ時間で進めて行くの?】《悩んでるところ。このまま行くと、エピソード数がやばくなるけどね》これ見てる人に聞いてみたら?せっかくコメント機能があるんだし。
《そうか。それじゃあ、ここまで見てくれた君。このままの時間で進めていくか、我のネタで進めていくか、コメントで教えてくれ》うん。それでいい。【だいぶ上から目線だな】
今回はこれでおわりにするよ。それじゃあ、また今度。アリーヴェデルチ(さよならだ)
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