「____おい、坊主。」
「お前は…夢のために、死ねるか?」
「……はぁ?」
「何言ってんだおっさん。生きてなきゃ夢は叶らんないだろーが。」
「…はは、クソガキらしく、ピュア〜な答えだな!」
「ああ!?なんだとおっさん!!どういう意味だ!!」
「そのままの意味だよ〜!」
「だからそれが意味分かんねえんだよ!おい!!」
「ははははは!!」
訳も分からずただ純粋に、夢を追いかけていた。それくらい幼かった頃に、おっさんとした何気ない会話を思い出す。
どうしてこんな時に。いや、こんな時だからこそ、なのだろうか。
「_____なぁ、おっさん…」
「俺…おっさんと、小さい頃に話したこと、思い出したんだ。」
「…あの時の言葉って、どういう意味だったんだ…?」
「なぁ……」
「…なぁ!!答えてくれよ!!!なんで答えてくれないんだよ!?おい…!!!」
「………答えてよ…おじさん…」
なんで、どうして。
本当に、夢なんかのために_____