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ある日、百合のマンションの上階で水漏れ事故があった、百合のバスルームもこれの被害に合い、トイレも水浸しになった



「修理が終わるまでしばらくは住めないから、お友達の美香ちゃんのおうちに居候させてもらうわ」



百合と同じ学部の美香は、とても自由奔放で、男をとっかえひっかえ部屋に連れ込む様な子だった、それでも百合は「とってもいい子よ」と和樹にこれからも仲良くしたいと言う



百合の友達関係に口を挟むつもりはないが、キャバクラのバイトを勧めたのも彼女だ、そんな所に百合を住ますなんてとんでもないと和樹は思った



「それなら僕ん家においでよ!僕の部屋は広いから一緒に住もうよ」



百合は眉間にしわを寄せた



「でも・・・お父様がいらっしゃるんでしょう?」


「怖い親父には僕から言っておくから、君はなるべく家の中で顔を合わさなければいいし、妹にも会ってよ、家政婦のごはんはおいしいよ、婚約者が困っているのに親父もうんって言うよ」



一緒に住めるのに百合は特に嬉しそうな表情をするでもなく、ただ彼を上目使いで見上げてこう言った




「それなら、あなたのおうちからアルバイトには通えないので、私辞めるわね」




和樹は嬉しくて飛び上がりそうだった、百合がキャバクラのバイトをやっと辞めてくれる、目の前にいる自分の婚約者は美しく、献身的で、こまやかな愛情で自分を喜ばせてくれる、和樹はやはり彼女を愛している、そしてキャバクラのアルバイトの最終日から百合は和樹の家にやっかいになることになった



少し心の片隅で父の事が気になったが、父も鬼ではない、連れて来てしまえば「帰れ」とは言わないだろう



和樹はそう楽観的に考えた




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