キィン!!!キィン!!ガン!!ガン!!バン!!
剣と魔法でできた世界。剣魔世界。とても安直な名を名付けられたこの世は数百の王国で成り立っていた。
そんな中、剣の聖地と言われている「ドーソ王国」の王宮内にある製錬所にて、
世界随一の腕を持つ鍛冶師が剣を叩いていた。その剣は、「王の剣」と名付けられた。王の剣はその名の通り、ドーソ王国の国王「シュラプス・ドーソ七世」の手にわたる手はずとなっている。
王の剣が遂に完成した時。その空には数多の流れ星があったので、庶民の間では「流星剣」とも呼ばれた。
青紫色の薔薇柄の柄にその刃は鋼色に輝き、見る者全てを魅了したという。
ただ、この剣には1つ秘密があった。
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