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ぴっぴぴピッピッピ ぴぴっぴぴっぴ
「うるさ…」
懐かしい夢だったなぁ…
てか時間やば、
準備しよ、
………………………………
「行ってきます」
あたしはある写真に挨拶して家をあとにした。
バイクがいいけど、バレるわけにいかないし、歩くか…
通る道、そんな道にはひらひらと桜が舞っていた。
落ちた花びらはサクラソウの上に静かに落ちたのだった。
「会いたいな…」
叶わぬ願いを口にしてみる。
………………………………
学校につくとさっきまでの静けさとは反対にガヤガヤと賑わっていた。
ソワソワしている人や友達とワイワイ話している人。
端っこの方にはバイクに座りながら時間を待っている人達もいた。
あたしはバイクで登校するわけにはいかない。
いい子にしてないといけないから。
いい子っていったらかけ離れてるのかな。