テラーノベル
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第2話
「ツンデレは、だいたい顔に出る」
《Nocturne》の営業終了後。
店内には、片付けの音とゆるい会話だけが残っていた。
「っは〜……今日も生きたぁ〜!」
tgはカウンターに突っ伏しながら伸びをする。
「tgちゃん元気すぎん?」
akが笑いながらグラスを拭いた。
「akだって最後まで騒いでたじゃん!」
「だってatがまたやらかしたから!」
「いや、あれ床が悪い」
「床のせいにすんなって!」
店の奥では、atが真顔で割れたグラスを集めている。
見た目はモデルみたいにかっこいいのに、どこか抜けている。
「aっちゃん、手切ってない?」
ktyが心配そうに駆け寄った。
「大丈夫。ありがとな、kty」
「えへへ」
その様子を見ていたmzがぼそっと言う。
「……ktyお、甘すぎ」
「え?」
「誰にでも心配しすぎ」
「でも怪我したら大変だよぉ」
「……はぁ」
mzは呆れたように煙草をくわえた。
prが即座に睨む。
「mz、吸うなら外」
「p~のすけこわ」
「店内禁煙だっつってんだろ」
「はいはい」
面倒そうに立ち上がるmz。
するとktyがぱたぱた後を追いかけた。
「mzち待って〜」
「なんで来るんだよ」
「寒そうだから」
「ガキじゃねぇんだけど」
「でも今日風強いし……」
店の外は夜風が冷たかった。
ネオンが揺れて、静かな路地を照らしている。
mzが煙草に火をつける横で、ktyは自分のマフラーを外した。
「はい、これ」
「……は?」
「貸したげる」
「お前が寒いだろ」
「俺、平気!」
その瞬間、ktyの鼻先に冷たい風が当たって赤くなる。
mzはじっと見る。
「……全然平気そうじゃねぇ」
「うっ」
「アホ」
そう言いながらも、mzはマフラーを受け取った。
ktyの匂いが少しする。
柔らかくて、落ち着く匂い。
「似合うよ、mzち!」
「嬉しくねぇ」
「でも返してね?」
「気分次第」
「えぇ!?」
ktyが慌てる。
mzは少しだけ口元を緩めた。
―――
その頃、店内。
「はい、tg」
prがカフェオレを差し出す。
「えっ、prちゃんが作ったの!?」
「悪いか」
「うわ、レア!!」
tgは嬉しそうにカップを抱えた。
「おい熱いから気ぃつけろ」
「やさし〜」
「茶化すな」
prは眉を寄せるが、tgは全然気にしない。
一口飲んで、ぱっと笑う。
「おいし!」
「……そりゃどうも」
「prちゃん料理できるタイプなんだ」
「まあ普通に」
「モテるじゃん」
「は?」
「絶対モテる!」
「知らねぇよ」
tgはカウンターに肘をついて、にこにこprを見る。
「でもprちゃん、顔怖いから第一印象損してるよね〜」
「うるせぇ」
「でも実は優しい!」
「……」
「あとツンデレ」
「違う」
即答。
しかし耳が赤い。
tgは吹き出した。
「わははっ、また赤くなってる!」
「なってねぇ!」
「なってるって〜!」
tgがぐいっと顔を近づける。
近い。
近すぎる。
prは思わずのけぞった。
「っ、お前距離感!!」
「え?」
「近ぇんだよ!」
「prちゃん照れてる?」
「照れてねぇ!!」
その声が大きすぎて、外にいたmzたちまで振り返った。
「p~のすけうるさ」
「お前が言うな」
prが即座に返す。
akは腹を抱えて笑った。
「なに!? もしかしてtgちゃんと青春してた!?」
「してねぇ!」
「え〜怪しい〜!」
「ak黙れ」
atも静かに頷く。
「確かにpr、今日ちょっと機嫌いいよな」
「は?」
「tgいると表情違う」
「…………」
一瞬、空気が止まった。
tgはきょとんとしている。
akは「うわぁ〜〜!!」と騒ぎ始めた。
「atナイスパス!!」
「俺なんか言った?」
天然だった。
prは頭を抱える。
「……お前ら全員うるせぇ」
でもその横で、 tgは少しだけ嬉しそうに笑っていた。
「へへ、prちゃんってわかりやすいね」
「だから違うっつの……」
否定しながらも、 prはもう、tgから目を逸らせなくなっていた。
――続く。
-
やばい描いてたら、うちの推しが、料理上手い人になった
まったくちがうのに…( )
サムネってさ構図どんなのがいいのかな?
描いてくれてもいいんだよ🙃
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コメント
5件
www料理うまい人は草wwみかちじゃないんだからw