テラーノベル
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第13話 「決めたはずなのに」
《Nocturne》の昼間。
夜と違って静かすぎる店内で、prとtgは向かい合っていた。
カウンターの上に紙。
――昨日決めた「一個ずつ決める」の続き。
「まず」
prが言う。
「距離」
tgがペンを持つ。
「距離?」
prは少し考えてから言う。
「仕事中は普通」
tgは即メモ。
「普通」
……書いてから一瞬止まる。
「普通って何?」
prは眉をひそめる。
「今まで通りだろ」
tgは少し笑う。
「今まで通りってもう普通じゃなくない?」
その一言でprが黙る。
――確かに、もう“今まで通り”は存在してない。
「じゃあ次」
tgが続ける。
「触るの」
prの指が止まる。
一瞬、空気が変わる。
prは小さく言う。
「……必要なときだけ」
tgが書く。
「必要なとき」
また止まる。
「必要って何?」
prの視線が上がる。
「それも分かんねぇのかよ」
tgは少し困った顔で笑う。
「分かんない」
その素直さが一番ズルい。
akが横から顔を出す。
「それさ、絶対あとで揉めるやつじゃん」
mzが即答。
「確定」
ktyは小さく手を上げる。
「あの、でも……ちょっといいと思う」
atも短く。
「合理的」
prはため息をつく。
「お前ら、うるせぇ」
tgは少し笑ってる。
でも、その笑顔の奥にまだ迷いがある。
「なぁ」
tgが言う。
prが見る。
「これさ」
「ちゃんと守れると思う?」
沈黙。
prは少しだけ視線を落とす。
「守るしかねぇだろ」
tgはその言葉に少し安心したように笑う。
「そっか」
その夜。
《Nocturne》営業中。
問題はすぐ起きた。
注文ミス。
皿を渡す距離。
人混み。
その中で。
tgがバランスを崩した。
「っ――」
prの手が反射で伸びる。
腕を掴む。
支える。
一瞬の接触。
ルール違反。
空気が止まる。
tgが見上げる。
prも気づく。
「……今の」
tgが小さく言う。
prは手を離さない。
でも言う。
「必要なときだろ」
tgは少し笑う。
「うん」
でもその笑いは、少しだけ熱い。
その瞬間から。
ルールはもう“守るもの”じゃなくなった。
“気にするもの”になった。
mzがぼそっと言う。
「一番めんどいやつ入ったな」
#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
優莉
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れあ
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363
#AMPTAK×COLORS
みつくん
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akが笑う。
「恋人って不便だね」
その言葉を聞きながら、
prは思う。
――これ、楽になるどころか悪化してる。
でも。
tgの手の感覚だけは、少しだけ残っていた。
続く
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おい久々だぞ、
えらすぎるけんについて
てんさいだわ
うそだねごめん
情緒不安定にもほどがあるんすよ、
(↑バカマg)
コメント
1件
#あくまさん、第13話読みました! 「決めたはずなのに」っていうタイトルがもう切ないですね……prとtgがルールを決めようとしても、お互い「普通って何?」「必要って何?」って定義できないもどかしさがすごく伝わってきました。あの「分かんない」って素直に言っちゃうtgが一番ズルいって思うの、完全に同意です(笑) でも最後の接触シーン、反射で手が出ちゃうprの不器用さが愛おしい。ルールが「守るもの」から「気にするもの」に変わった瞬間、すごく好きです。mzの「一番めんどいやつ入ったな」って呟きも、なんだかクセになりますね。 続き、気になります!