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【主視点】
「おぉ、ようこそ天女様」
『どもども!こんにちは!!』
突然僕より小さいお爺さんが扉から入ってきた。いや優しそうな顔つきでも相変わらず警戒心全力やんwそれに至る所に人の気配を感じる。壁も天井でさえも居る。後ろには黒い人達。もうむっちゃ警戒してるね。これは。しかも黒い人たちってあれじゃない?コ〇ンでいう黒ずくめの男か犯人じゃない??おーい!誰か、犯人さん多いぞ〜?アレレェ?おかしいぞぉ?
「君の名は?」
君の名はってあの映画ですやん!僕は別に東京イケメン男子と中身入れ替えなんてしたくないね!
『えっと…………仲間からは主と呼ばれてて、ある奴らからは道化師って呼ばれてますけど…』
「おぉ、沢山呼び名があるのかのぅ…わしは大平川平次渦正じゃ。」
『よろしくです!』
「お主は別世界から来とることは自覚しているかね?」
『…信じられないんですけど…君たちの服装や顔立ち、環境や言語などの情報から何となく自覚してますね。』
「ほう?…ではお主もヘイセイから来たのかね?」
『平成?いや僕自身の生まれは平成だけど今は令和だし…いやでもこの姿だとどうなんだろ……てゆーかこの世界から見て僕は普通の人間?みんなもいないし、あ〜でも森ら辺にみんなの気配は感じるんだよな。あ、数人ブチギレそうな予感が……』
「森ら辺にみんなの気配?…それは仲間かい?」
『あ、はい。僕の仲間でめっちゃキャラ濃いしおもろいんですよね。』
「確かお告げでは天女様は複数人居ると聞いた。面識はあるのかのぅ?」
『この感じてる気配のみなら僕の仲間です。あ、捕まえようとしても警戒心高いんで逃げられますよ。』
「それは困ったのぅ……」
『今から紙と筆ください。連絡事項でこれ書けば絶対来るっていう奴あるんで』
「よかろう」
えっとぉ。そーだな…こう書けばいいや。
3枚に紙を破ってスラスラと書いた
「6年生で他の天女様をお出迎えするのじゃ」
わぁ〜最初に会った人達じゃーん!なに?監視してたん??しかも天井とか壁とか床から普通に来るし。おもろすんぎ!
「天女様、何と書いたのかのぅ?」
『?、予想ですけども…本人たちが見れば飛び蹴りか危ないもん投げて来るくらいはクソみたいなことを暗号で書いたので見ればすぐ来ますよ。』
「随分と物騒じゃのぅ…」
『いえいえ、これが通常運転なんで』
【純視点】
『起きたら森って…ここどこでありますかぁ?!』
どもども!番犬の純であります!!
今の姿が主殿が書いた作品の1人。「エレファント」
…このキャラは約200年前、ロスサントスの救急隊で 命を重んじて 生きてた。市民や犯罪者 関係なしに人を助けて 平和を望んでいた。 けれども誘拐され 実験体にされて 多くの人を 殺してしまった。 大犯罪者で、”無自覚大災害”と呼ばれてる。最初の永久四天王。世界が注目する理由は、
歴代の中でもたった1人で”被害件数ナンバーワン”にまでなったからなのであります
自分はチームの中でも新人、歴代作られた作品を熟知できてないからこそ不安になるものなのでありますよ。
『どーしよう…』
無自覚大災害、エレファントは実験で自然の情報が細かにわかる。だからこそ困惑するものだ。土というものは1番情報が詰まってる、水分や空気、質量やその地中にあるもの、生き物までもが細かな情報になる。けれどもこれまで知っているどの情報にも当てはまらない。全てが当てはまらない訳では無いがこれまで見た中でも同じようで違うものだと分かる。
『参ったのでありますなぁ…』
あれ?周りの生物や空気が騒がしい…これはイノシシのような感じがあるが遠くの木から感じる振動からして違うと断言出来る。
『……イノシシは木に飛び移れないハズであります』
ならばなんだ?他にも振動からして武器を所持してる。イノシシのような感じの後ろには不気味な感じもする…あれッ? これは……こっち方面に向かって来てるであります
『少々手間がかかるのであります』
でもこんなバケモノは地の利があったとしてもこの世界の技術などではこちらの方が断然不利。2人で向かってきてる時点で人数的にもキツイ。自分はチームの中でも体術面については最弱。何者かを見てから先輩や主殿達を探した方が得策でありますなぁ
「あー!天女様みっけ!!!」
『ぴぇぇぇえええええ!!!!!!想像以上のヤツぅぅぅううう!!!!』
全速力で地を利用して逃げに徹する。バケモノと一緒に来ていたヤツに声をかけられたと空気の流れで察知したが無視。これはエグい何故エグいか?
1つ、自分は男なのに女と言った。これはまぁ……今は女顔だし許す。
2つ、天女と言った。天使になった覚えなんてないから却下。
3つ、天女以前に自分は身体で言ったら200歳越えのジジイだ。犯罪者にでも仕立て上げるのか?
4 つ、相手が猪突猛進だから人間とは思えないこと。
逃げる選択にしては十分過ぎる理由だ。
「待てよ〜〜!!!!」
『無理無理無理無理無理無理無!!!!人外!あれ絶対に人外!!』
もう限界だから生き物に向かって救難信号に限りなく近い遠吠えをした。
そしたら何匹かのでかい狼や大蛇が駆けつけてくれてヤバすぎ人外と対峙してる。大地や生物に感謝しかない
「小平太!」
「なんだこれ?!」
『ぴぇぇぇええん!!怖いぃぃ!!!自分はチームで最弱だから絶対無理だってぇ〜せんぱぁい!主殿!お母ちゃあん!!うわぁああん』
狼達がまるで仕方ないわね…とでも言いたそうに守ってくれる。仕方ないじゃん…あれは専門外だし怖いからムリでありますよぉ……向こうは困惑してるけどほんとに無理でありますって!!!!
結果で言えば…バケモノの後ろにいたヤツに誤解だと教えてもらい、渡すように言われた紙をもらったのであります。
『いや自分がブチギレることなんてあるわけが…』
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『なるほど…ちょっと待ってほしいのであります。今から大木をいくつか引っこ抜いてから学園長室?に行くのであります!』