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芙浴美
「さ、逆子、、」
芙浴美
「鏡夜さん、、本当にですの、、、」
と芙浴美が消えかかった声で聞くと鏡夜は頷いた
鏡夜
「はい、下ばかり蹴ると姉さんは言ってましたよね、、」
芙浴美
「えぇ、、」
鏡夜
「本当ならば、赤子は上のほうを蹴るはずなんです、、ですので下のほうを蹴る事はありません」
鏡夜
「先ぼとお腹を触って確信しました、、、お腹の子は、、逆子です」
鏡夜
「時間が経って向きを変えることもありますが、、」
鏡夜
「出産まで、、一月、、ですと、、」
と鏡夜が言うと芙浴美はお腹を擦り少し間を開けて言った
芙浴美
「、、、、鏡夜さんの言うとおり逆子だった場合、、」
芙浴美
「どうなるのかしら、、、」
鏡夜
「、、、、最悪、、腹を切るしかありません」
芙浴美
「そう、、なの、、ね、、」
鏡夜
「はい、、」
鏡夜
「ですか、身体を動かしたりすれば治るともききます」
芙浴美
「そうなのね、やってみるわ」
と鏡夜と芙浴美が話していると環達がドアを開けて言った
環
「鏡夜、、その話し本当なのか?」
ハルヒ
「逆子と言うのは」
鏡夜
「、、盗み聞きしてたな?」
環
「盗み聞き?、酷いな?ドアごしても聴こえてたぞ?」
ハルヒ
「そんな事より、鏡夜先輩、赤子の事悠一さん達に知らせた方が良いのでは?」
ハルヒ
「悠一さんは病院で検査など出来ますし、秋人さんは芙浴美さんの旦那さんに赤子の状態を知らせられますし」
鏡夜
「そうだな、悠一兄さん達には俺から連絡しておく、芙浴美姉さんは一度病院に行って下さいその方が良いと思いますので」
芙浴美
「分かりました」
そして、環は芙浴美を家まで送りハルヒは環と鏡夜の境界から出ていき境界では鏡夜1人となった
そして、鏡夜は懐からキセルを出し火を着けて煙を吐いた
フゥー
鏡夜
「、、、芙浴美姉さんは大丈夫そうにしていたが、、怖いだろうな、、」
鏡夜
「俺は何も出来ない、、、」
鏡夜
「祈るしかないな、、、」
と鏡夜は独り言を言ってキセルを再び吸った
そして、一月後のある日
芙浴美は陣痛を起こした
続く