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鏡夜の境界
鏡夜
「書類整理も終わった、次は、、」
と鏡夜が作業していると突然ドアが大きな音を立てて開いた
鏡夜がドアを見るとそこには環と光が何故か息を荒々しくしており、汗もかいていた
鏡夜
「どうしたんだ、そんなに急いで」
鏡夜
「まさか、環、光また書類を無くし、、」
鏡夜が言っていると環が言った
環
「芙浴美さんが!陣痛を起こした!」
鏡夜
「!、何時だ!」
光
「ついさっきだよ!、それを伝えようと鏡夜先輩を探してたの!」
環
「鏡夜!、早く芙浴美さんの元に!」
鏡夜
「あぁ!」
そう言って鏡夜達は境界から出ようとすると
突然、目の前に我を忘れ暴走している怪異が上から来た
環
「っ!、鏡夜!此処は俺達に任せて行くんだ!」
光
「だから、早く!」
環達が鏡夜に言って怪異の相手をしようとしているとその怪異とは違う怪異が現れ環と光は倒そうと武器を出し攻撃しようとしたが
光
「もう!、なんなんさ??!」
環
「倒しても倒しても次から次へと!」
環
「きりがない!」
環がそう言って倒して行っていると
鏡夜
「たく、馬鹿か、きりがないと言う以前に急所を見つけて倒せ」
鏡夜はそう言って、刀で怪異を斬った
光
「鏡夜先輩!」
鏡夜
「早く終わらすぞ、環、光」
環、光
「「了解!」」
こうして、鏡夜達は暴れている怪異達を相手した
病院
ある一室では、一人の女性、、芙浴美が生まれたばかりの赤子を抱えていた
芙浴美
「本当可愛いわね」
芙浴美がそう言っているとカーテンがひらりと揺れた
それに気づいた芙浴美はクスリと笑いこう言った
芙浴美
「鏡夜さん、来てくれたのね」
芙浴美
「此方に来て、この子を触ってくれるかしら、、とても可愛いですよ」
芙浴美は言うと鏡夜は言った
鏡夜
「それは、、出来ないです」
鏡夜
「今の俺では、、その子を、、汚してしまう」
そう言うと芙浴美は赤子を落とさないように抱えて、カーテンを開けた
カーテンを開けるとそこには服が汚れており手は赤くなっている鏡夜がいた
鏡夜
「っ!、姉さん!」
芙浴美
「鏡夜さんは汚れてなんていませんよ、その汚れては仕事をして得た物です」
芙浴美
「拭けば大丈夫ですよ」
そう言って、濡れたタオルを鏡夜に渡した
濡れたタオルを受け取った鏡夜はそのタオルで手を拭いた
芙浴美
「鏡夜さん、抱っこしてくれませんか」
芙浴美
「私の子供を、、鏡夜さんの甥っ子を」
そう言って赤子を鏡夜の前に出すと鏡夜は恐る恐る赤子を落とさないように抱っこした
鏡夜
「、、暖かいですね」
芙浴美
「生まれたばかりですもの、暖かいに決まってますよ」
鏡夜
「そうですね、、、」
鏡夜はそう言って赤子を抱っこしていると芙浴美に聞いた
鏡夜
「芙浴美姉さん、、この子の名前は何て言うんですか?、、」
芙浴美
「ふふ、どうして?」
鏡夜
「芙浴美姉さん言ってましたよね、もしも自分に子供が出来たら着けたい名前があると」
芙浴美
「あら、覚えいたのね」
鏡夜
「はい、、教えて下さい」
鏡夜がそう言うと芙浴美は赤子の名前言った
名前を聞いた鏡夜はどうしてその名前にしたのか聞いた
鏡夜
「どうして、、その名前に?」
芙浴美
「鏡夜さん見たいな優しくて周りを良くみる子になって欲しいからよ」
鏡夜
「俺見たいにならないように俺がこの子を見守っていきますよ」
芙浴美
「あら、見守ってではなく、守ってではないかしら、、鏡夜さんの甥っ子なんですから」
鏡夜
「まぁ、、そうですね」
と鏡夜は言うと赤子を見て少し笑ってから赤子に言った
鏡夜
「、、影ながら見守って、、守って行くよ、、」
続く