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雨💧のさぶ
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コメント
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よかったです、第3話…「紫」ですね。主人公・青井先輩の心の内と、後輩・紫弍くんの締めくくりのギャップがゾッとしました。あの最後の「青井先輩♡」、一気に不気味さが立ち上がって、単なる片思いじゃない重みを感じましたね。優しい口調の裏の執着、すごく好きです。
握った拳には爪の跡と血が滲んでいた。
先輩の恋人は先輩の同級生の相手。
図書委員会の委員長。
(…悔しい。俺の方が絶対に先輩を想ってる
俺じゃ先輩を満足させられませんか。
どうやったら好きになってもらえますか。
何も考えれず、頭に入らず、張り付けた笑みが後々自分に疲労として返ってくる。
(疲れた。
委員会も早々に終わり、今日は部活も無いため家路を急ぐ。
先輩は何やら呼び出しを食らっていた。
先輩の後ろ姿を見ながら叶うわけの無い願いを噛み潰す。
ふと後ろから声がした。
嫌な程元気で疲れる。
[せ~んぱいっ!]
[お疲れ様です!]
[一緒に帰りませんか?]
(…だる、
「いいよ」
「途中までだと思うけど、帰ろっか。」
・・・
[~、~~~!]
[~?]
[~~~~w]
この煩い奴は俺の後輩。
何時も1人で良くそんなに口が回るもんだ。
[って、先輩聞いてます?]
「ん、?ごめん、考え事してた、」
「何て?」
[で、す、か、ら~!]
[先輩に好きな人が居るかどうかですよ~!]
[どうなんですか~??]
ニヤニヤと此方を見る目が鬱陶しい。
「…居たとしても、秘密かな。」
[え~、いけずぅ!]
「…そう言う紫弍くんは居るの?」
[もっちろん!]
[僕の先輩で…]
[頼れて、]
[格好良くて…!]
[優しいくて……!!]
[一目惚れだったんですけど……!]
[そんな…人、です、!]
「…いい人だね!応援するよ!」
[ホントですか?!嬉しいです!]
[あと~、]
[青井先輩の好きな人はどんな人ですか?]
「…秘密!」
[いいじゃないですか!僕は言ったのに!]
(だるいなぁ……
(先輩なんて幾ら言葉を並べたって表せない程の人間性を備えて居るのに。
「…仕方ないなぁ、」
「……優しくて、」
「頼りがいが合って、」
「明るくて」
「…一言で表すのなら、太陽、みたいな。」
「そんな人、かな~、」
[へぇぇ!]
[いいですねぇ、甘酸っぱくて!]
[僕も…!先輩の事、応援してますから!]
「…ありがとう」
「じゃ、また。」
[さよ~なら~!!]
「ふぅ…」
・・・
[早く先輩を僕のモノにしなくちゃ、]
[忌々しい彼奴に取られちゃう。]
[待っててね、]
[青井先輩♡]