悪魔「今日…？」

悪魔「今日は……」

天使「お正月だよ!!忘れたの？」

悪魔「こちとら6890才だぞ」　

悪魔「行事何て一々覚えてられるか」

神　「悪魔って6890才だったんや……」

天使「やった～！俺7580才～！俺の勝ち～！」

悪魔(うぜぇ……💢)　

悪魔「で？正月が何だってんだ」

神　「も～察しが悪いなぁ」

神　「正月の初詣で人間が揃いも揃って僕に手を合わせるのは何でか知らんの？」

悪魔「なｯ……それって…」

神　「やっと察しついたん？」

天使「お正月は人間の願いを無償で叶えてあげられるんだよ！」

神　「そーそー」

神　「だからこの神様に感謝しぃや～」

悪魔「黙ってさっさとやれ」

神　「人使いの荒い悪魔やなぁ～」

神　「天使～翡翠ちゃんの絵馬取ってきてや」

天使「はいはーい」

ｺﾞｿｺﾞｿ

天使「うっへぇ～絵馬多すぎじゃな～い？」

神　「１年に１度の行事やから皆張り切っとるんやろ」

天使「お！あった～！」

神　「何て書いてある？」

天使「えっと～…」

天使「好きな人に会えますように…だって！」

天使「好きな人か～誰だろ～ね～」　ﾆﾔﾆﾔ

悪魔「……ｯ///💢」　

悪魔「うるｯせぇ……///」

神　「じゃ、さっさと叶えますか～」

悪魔「あぁ、頼む」

神　「ただもし翡翠ちゃんの思い人が悪魔やなかったら会えんからな？」

神　「絵馬以外の願いを叶えたらまた罰受けるって事だけは覚えときぃや～？」

悪魔「分かってる……」

神　「ほな行くよ～」　

ﾊﾟｧ……ｯ

天使「わｯ眩しｯ!!」

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神　「ふぅ、終わった」

天使「どぉ？悪魔会えそう……って！悪魔!?」

悪魔「はｯ!?何だこれｯ……体が…消えてｯ…！」

神　「じゃ、人間界に行っといで～」

神　「あと、願いは会えるだけやからね？」

神　「人間界に行ったら数分で戻ってくると思いぃや～！」

悪魔「あぁ！分かった…！」