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758
#バイオハザード
#衝撃のラスト
山根利広
300
しらなみ
60
最終章「存在消滅への布石」
激戦は続く。
古流斬と傲慢は一瞬だけ距離を取った。
傲慢が小声で尋ねる。
「古流斬。」
「存在消滅は使えるか?」
古流斬はシヴァから目を離さず答える。
「可能だ。」
「……だが。」
「避けられる。」
傲慢は静かに頷く。
「なら。」
「私が隙を作る。」
古流斬は傲慢を見る。
「本気か?」
「ああ。」
「見逃すなよ。」
「絶対に避けられない状況を作る。」
古流斬は刀を握り直す。
「分かった。」
「任せる。」
その瞬間。
古流斬は後方へ下がり、静かに力を集め始める。
曖昧が刀へ集まり始める。
存在そのものが揺らぎ、周囲の空間まで歪み始めた。
シヴァはその異変を感じ取る。
「……。」
「嫌な予感。」
本能が警鐘を鳴らしていた。
「あれは危険。」
シヴァは迷わず古流斬へ向かう。
「先に破壊する。」
一直線に突っ込む。
しかし、その前へ一人の男が立ちはだかった。
傲慢だった。
「行かせん。」
理想が何重にも展開される。
攻撃の理想。
防御の理想。
未来予知の理想。
全てを同時に発動し、シヴァを正面から受け止める。
ドォォォン!!
凄まじい衝撃が響く。
傲慢は押されながらも、一歩も退かない。
「ぐっ……!」
シヴァは冷静に分析する。
「時間稼ぎか。」
傲慢は笑う。
「ようやく気付いたか。」
「だが。」
「もう遅い。」
その間も、古流斬は目を閉じたまま動かない。
存在消滅を完成させるまでは、一切戦いに加われない。
だからこそ。
その時間を稼ぐのが傲慢の役目だった。
「来い。」
「破壊神。」
「この数秒だけは、私が相手をしてやる。」
傲慢は全力で剣を構え、シヴァを真正面から迎え撃った。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第203話、読みました。 存在消滅、ついに使うんだ…ってドキドキしました。傲慢が「時間を稼ぐ」って自分の役割を引き受けて、古流斬を信じて立ちはだかるシーン、すごく熱かったです。「行かせん」の一言に全部の覚悟が詰まってる感じがして、胸がぎゅっとなりました。 それにしても、シヴァの本能レベルで「あれは危険」と警戒する描写、ゾクゾクしました。存在そのものを消す技って、やっぱりそれだけ桁違いなんですね。 次、どうなるんだろう…💭