🇷🇺

ある居酒屋、貸切状態でアメリカ、フランス、イギリス、日本、イタリア、ロシア、ドイツ、中国。

酒と焼き鳥の串がテーブルの上にばら撒かれている

「みんな元気だね〜」

「そうだねぇ、ドイツもあっちいっちゃったし」

「アメリカ君も声大きいし…僕はああいう場所苦手だな」

「ロシアってなんで騒がしいの苦手なの？」

「もう知ってると思うけど、僕の家ってずーーーっと雪が降ってて、ビューって音しかないんだよね。だからこういう大きい音は慣れてないんだ」

「あぁー、冬ばっかなんだよね、ロシアのお家って」

「今度来る？」

「うーん…行く！」

「ふふ、うん。歓迎するよ！」

「ところで次なに食う？鳥？」

「レバー食べたいなあ。イタリアくんは？」

「俺はじんじゃーえーる！！」

「それ好きだね〜。」

「おいそこ！！いちゃいちゃすんな！！」

「一緒に服脱ごうぜ！！！」

「No！」

2

「やあロシア！酷い姿だね！」

「…アメリカくん…」

「まーた戦車を止めてきたのかい？」

「…………大丈夫だよ。帰って。」

「いやいや！こんな血まみれで大丈夫な訳、」

「帰って！！！！！！早く、一人にさせて…」

「やだね！君、今悲しんでるじゃないか！俺はヒーローだから君を救ってあげよう！」

「…ヒーローぶって…かわいそうだね。」

続くかもしれない。