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44話…慎太郎目線
朝、机のなかに何かが入っていた。
「朝、屋上に来い、来ないと怒る。」
…怖い…、でも…いかなきゃ……。
俺は手紙の通り、屋上へ行くと。
女子軍団「おっそ〜(笑)もっと早く来なよ〜(笑」
慎「え……、」
女子軍団「痛くないよ〜、まぁ、おこちゃまには、痛いと思うけどな(笑」
何されるの、俺…何されるの…?北斗…助けて……。
目をぎゅっと瞑った。…あれ、なんで痛くな…
慎「ほ、北斗っ……。(泣」
北「良かった…、って…何されたんだよ…。」
慎「バットとか…カッターとかで…、(泣」
北「そうか……、辛かったな。」
北「…保健室行こ、」
と俺をおんぶして保健室まで連れて行った。
北「傷できてるね……、絆創膏貼ってもらお。」
慎「…北斗に貼ってもらいたいの……。」
この学校は、保健室の先生が女の先生しかいないから、スキンシップが少しいやなんだ。
でも…北斗なら…、まだ全然…。
北「浅い傷で良かった。」
消毒が傷に染み込む、ヒリヒリして気持ち悪い。
北「よく頑張ったな。」
と俺の頭を撫でた。
なんだろう北斗といると、胸が暖かくなっていく。
本音も言える、信用出来る……
俺は北斗の胸に顔を埋めた。
すると北斗は俺の頭の上に顔を乗せて
北「それ…、可愛すぎ…。」
と小声で言った。
…か、可愛い……?
北斗に可愛いと初めて言われた。
なんだろう、この気持ち。
俺って北斗に
慎「…俺…可愛いの…?」
口から勝手に言葉が出てきた。
北「慎太郎は、俺にとって特別な存在だから。」
慎「とくべつ…?」
北「うん、特別。」
と言って、俺の首にキスをした。
北「慎太郎はさ、今気になってる人いるの?」
慎「俺は……、」
どうしよう、言ったほうが楽になれるのかな。
慎「ほっ…北斗が好きっ…!!」
慎「はっ…。」
気がつかぬまま言ってた…、脳内で言ってたのに…。
北「…ふーん、?」
北「かわいいじゃん。(笑」
慎「か、かわいいじゃないのっ!!俺はカッコいいのっー!」
北「こらこら、怪我してるんだから、動かないの。」
慎「あわわ……。すみませんでしたぁ……。」
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なみ
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コメント
3件
読了しました。第44話、慎太郎くんの視点で一気に距離が縮まった回でしたね。屋上での恐怖から北斗くんに助けられる流れ、保健室で「特別」と言われて首にキスされるシーンに胸がぎゅっとなりました。告白の「気がつかぬまま言ってた…」という地の文に、慎太郎くんの素直さと混乱がよく出ていて好きです。お互いが特別だと認め合う、甘くて温かい展開で、続きが気になります。素敵なエピソードをありがとうございます!