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指定された会議室に入ると、マネージャーの隣には事務所の幹部たちが並んでいた。
緊張しながら、静かに席に着く。
「話し合いの結果が出た」
マネージャーの声が重く響く。
「結論から言う。お前たちの関係を、表沙汰にしないことを条件に、活動を続けることを認める」
思わずふっかと顔を見合わせる
驚きと安堵が入り混じった感情が、胸の奥で溢れそうになる。
「ただし、これまで以上に慎重に行動しろ。もし週刊誌や世間に漏れた場合は、最悪どちらかがグループを脱退することになりかねない。その覚悟はあるか?」
俺は深く頷き、ふっかも続けるように「はい」と答えた。
「……分かった。以上だ。これからもプロとしての自覚を持って活動しろ」
会議が終わり、部屋を出た瞬間、ふっかが大きく息を吐いた。
「……よかったな」
小さく微笑む。
「これからも一緒にいられるな」
その言葉を言った瞬間、ふっかが安心したように肩にもたれかかってきた。
「なぁ、ちょっとくらい甘えさせろよ」
俺は呆れたようにため息をつきながらも、そっとふっかの頭を撫でた。
「お前はほんとに甘えん坊だな」
「いいだろ? 俺ら、バレないように頑張るんだからさ……少しくらい」
ふっかの声が甘えた調子になり、俺は苦笑しながらも、そのままふっかの髪を指で梳いた。
「じゃあ……今夜は俺の家、来る?」
その言葉に、ふっかは少し頬を染めながら「バカ……」と小声で呟く。
二人だけの時間は限られている。でも、だからこそ大切にしたかった。