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今度は買い出しだ。
ただし今回は、ルールがある。
「おかずは何品でもいいけれど、1人300円以内で消費税を含む。ただし、自分の部屋にある調味料等の値段は計算しないでいいものとする。なお証拠として、レシートは取っておくこと。あと大根とカブは私が買っておくから、それ以外な」
先輩はそう言ったけれど、そもそも粥にあうおかずとは何だろう。
イメージが今ひとつつかめないので、ネットで調べてみる。
なるほど、台湾あたりでは朝食などに粥が定番なのか。
味の濃い、ごはんのお供みたいなものが良さそうだな。
あとは値段との相談だ。
300円なら、肉類はそんなに量を作れない。
まあ、その辺は店で見てみればいいか。
そんな訳で、自転車で駅近くの安くて大きいスーパーへ。
肉類だと、300円ではあまり買えないな。
それに、どうせ誰か作ってくるだろうし。
そして、ふと卵のコーナーを見て、思いついた。
よし、味玉を作ろう。
1パック10個入り230円で安売りしている卵を購入。
あと、予算70円はどうしようかな。
消費税があるから47円か。
それで買えるものは、モヤシくらいだな。
なんて思ったら古くなって半額になったシメジを発見。
味玉は1人1個として、残りの卵とこれを炒めればいいだろう。
あとは今日の夕食用に弁当を買って終了。
まずは、早いうちにゆで卵を作って漬けておかないと、味玉にならないな。
そう思って、急いで寮へ帰る。
味玉は、中が半熟くらいの方がいいかな。
そんな訳で、まずお湯をガンガンに沸かして、お玉で卵を静かに投入。
スマホできっちり6分計って、氷水を入れたボウルへ卵を移動。
そして今度は、卵の漬け汁作り。
蕎麦つゆと味醂を混ぜて沸騰させ、さっき卵を冷やした氷水で、鍋ごと冷やす。
剥いたゆで卵と漬け汁をビニル袋に入れて、空気が入らないように縛ればOK。
明日の朝までには、味玉になっている事だろう。
次は、ほぐしたシメジを炒めて、鶏ガラ出汁とカキ油で味付け。
さらに卵を加えて、最後にごま油でちょっと香り付け。
これは冷えたら、タッパーに移しておこう。
そんな感じで、明日の七草粥の会の準備を終了。
みんな、明日はどんな料理を持ってくるのかな。
楽しみだ。