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奇病『血花病』

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奇病『血花病』

第9話 - 第9話　戻って来て

401

2025年03月29日

#countryhumans

#かんとりーひゅーまんず

#奇病

冬鈴

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冬鈴

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🇫🇷×🇬🇧

奇病パロ　『血花病』（主が自分で作った奇病です、（フィクション））

let’s go！！

フランス目線

その時、イギリスはまた、深い眠りに落ちた…

フ「……は？何なん？キリの悪いところで寝るな、起きろよ」

（変に期待していた自分と、タイミングの悪いイギリスにプッチンプリン中）

フ「っあ゙ーー、どうしてこんなにタイミングが悪いの…？」

いや、あの、眠りに対して、怒ってるんじゃないんです。

僕は、タイミングの悪さにキレているんです。

あと、残り時間は1時間…

ドイツたちは間に合うか…？

ドイツ目線

ド「無理だ、一生、見つかる気がしない」

自分の顔を、鏡で見ると、まるで、東洋の社畜（日本）のように、目の下にクマがくっきり浮かんでいる。

中国「ブリカスの好きな相手のヒントとか、無いアルか〜？もう、疲れたアルよ…」

アメリカ「I’m tired, I’m dying…」

中国とアメリカは、机に突っ伏し、弱音を吐いている

ア「I don’t want to do anything.」

ド「おい、英語で話すな。何言ってるのか、分かんねぇ」

中「何もしたくないって言ってるアルよ」

ド「いや、なんでお前が分かるんだよ」

フランス視点

なんか、進んでいない予感…

フ「あ、はは。目の前で好きな相手が死ぬなんて…」

乾いた笑い声がもれるのと、同時に涙が溢れてきた

フ「死なないで…イギリス…！！」

でも、それでは、僕ではない誰かと、イギリスが結ばれるのでは？

結ばれてほしくない。それでいて、死んでほしくない。

フ「なんて僕は…、我儘で、最低だろう」

鏡が、視界の中に入る。

そして、涙でぐちゃぐちゃになった、自分の顔が写っている。

フ「…ッ」

パリンｯ！！

フ「『恋』って、時には考えをも、狂わせるんだね…」

フ「僕が…僕じゃないみたいだ…」

手で顔を覆うが、、鏡の破片が刺さったみたいで、血が滴っている。

フ「…イギリスが…僕に染まれば良いのに…」

フ「ははっ、…僕は何を言ってるんだろ…」

力なく、どさりと膝から崩れ、絶望の表情を貼り付けた僕と違って、イギリスはスヤスヤと眠っている。

僕には、イギリスが居なきゃ生きていけない。

けど、助けてあげられない。

それなら、

それなら、

『僕とイギリスで、心中でもしようかな』