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⚠️捏造
……………………………………………
俺はずっと“彼”の操り人形だった。
彼が言ったことは絶対。
もし、守れなかったら、
魂を抜かれる。
俺はずっと死と隣り合わせ。
でも、俺は団長という役職が好き。
いつだって、観客の驚く顔、喜ぶ顔が見れるから。
ピエロの命令ではあるけど、
青色の彼を鳥籠の中にやったときは、みんな驚いてたな…
気分がいい。
ただ、俺が、彼の命令に服従しているという事実だけが気に食わない。
でも
それだけ。
別にやりたいことがあるわけじゃないし。
🎪kr
「次は何をしたらいい?」
🎪nk
「そうだなぁ、じゃあ、」
「彼らを閉じ込めようか」
また、訳の分からないことを。
俺は、こんなことをしたくて団長をしているわけじゃないのに。
🎪kr
「…どこに」
🎪nk
「ほら!物置部屋があったでしょ?」
🎪kr
「わかった。」
・
正直もう疲れた。
彼の言いなりはうんざりする。
俺には、彼と無意識のうちに繋がってしまった
鎖があるらしい。
真っ黒な鉄に水色の尻尾のようなものがついている、とても重い鎖。
この鎖のせいで俺は自由に動けない。
でも、
俺はこの鎖を外したくない。
だって、この鎖が安心するから。
“ここ”が自分の唯一の居場所だから。
・
🎪br
「ねぇねぇ、僕思ったんだけどさ」
「…あのピエロさん、ちょっと怪しくない?」
ふと、赤色の彼が言った。
🎪sm
「それは思った。何考えてるかわかんないよな」
と、紫色の彼も同様に感じているようだ。
続いて、
🎪sha
「まぁ、言われてみれば…」
🎪kn
「瞬間移動?みたいなのもしてるしなw」
緑色の彼と青色の彼も口を揃えて言った。
怪しい、か、。
……。
🎪sha
「このマゼンタステッキ使えば燃やせんじゃね?」
🎪kn
「いや、サイコパスかよw」
🎪br
「wwww」
…燃やす、つもりなのか、?
・
🎪nk
「きりやん。こんなところで何やってんの」
🎪kr
「なかむ…」
「…今の、聞いてた、?」
🎪nk
「うん。」
🎪kr
「…どうする、の?」
🎪nk
「別に」
…てっきり、俺を身代わりにでもするのかと思った。
なかむは、
死を受け入れていると言うのか…?
…でも、もし本当に彼が焼き殺されたとしたら
俺は……自由…だ。
彼に縛られない世界で、
人々をまた笑顔にすることができるかもしれない
・
🎪nk
謎解きに困ってそうだから、ちょっと覗いてみたけど…
なんか僕のこと話してない?
…ふーん、俺を殺すのね。
………まぁ、…当然の報い…か、。
いっそこの際、また、新しい人生を歩むのもいいかもしれないし。
・
🎪nk
「こんにちは!」
🎪kn
「うわ、ピエロだ」
🎪br
バッ(マゼンタステッキを構える)
🎪nk
「…どうしました?」ニコッ
🎪sha
「…お前は、誰なんだ、?」
🎪nk
「…ただのピエロです。」
…あ、だんだんとあの紋章に近づいてる…。
俺の命もここまで…かな。
俺が死んだら、きりやんは楽になれるんだろうな。
俺の“お願い事”が、彼にとって“命令”になってることくらい、わかってた。
でも、だから、利用した。
最後に…、ごめんねって伝えたかった…。
🎪br、kn、sha、sm
「さようなら」
ブワァッ…
「ッッ…あっつッッ…」
…、、?
🎪nk
「、⁉︎き、きりやんッ!?」
🎪kr
「ッ…なかむッ…おれ…は…いいッ…からッッ…」
「に…げ……て…ッ…」
パチパチパチッ
火の粉が舞っている。
彼の周りで。
まるで空間が歪んでいるかのように
彼の姿が揺らめいて見える。
勢いよく燃え上がる火の中で、
シルクハットを被った彼が
苦しみ、もがいている。
🎪kr
「はやくッッ…」
そう言いながら、彼はシルクハットを取った
そして、
“出口”を指差した。
この世界に、出口なんて、なかった。
きっと、彼が僕の鎖から逃げようとしたときに
作ったのだろう。
🎪nk
「ッッ…ポロポロッ」
「なんで、僕を庇ったんだよッ…‼︎ポロポロッ」
🎪kr
「…なんで…だろ……う、ね、」
「…おれ、きみ…に…かん、しゃ、」
「っ…して、」
🎪nk
「ポロポロッ」
「ねぇっ、ダメッ…‼︎」ポロポロッ
「なんでッ…なんでッ…」ポロポロッ
🎪kr
「…さい、ご、まで、、やく、にたて、なくて」
「ごめんね」
「元気で、ね。なかむ、、。。。」
・
きりやんが…僕を庇った。
全部、全部、俺が悪いのに。
俺が…、
きりやんを、殺した、。
。
…俺は何をそんなに焦っている、?
コキ使える人がいなくなったから?
これからは全て1人でやっていかなきゃいけないから、?
違う。
大事な、
大事な、
愛方
を失ってしまったから、。
僕はなんて、都合のいい人間なのだろう。
いくら謝っても戻ってこないのに、。
黄色い彼は、ずっと俺の命令に従ってくれただけなのに、。
🎪nk
「ごめんッ…ごめんッ…ごめんッ…」
・
あぁ、なかむを庇ったら、喜んでくれると思ったんだけどな、。
泣いちゃうんだ、。
謝らなくていいのに。
もうなかむに会えないのは、寂しいけどさ、
なかむの為にしねるなら、もう悔いはないよ。
kr
“泣かないで、なかむ”
🎪nk
「…、⁉︎きりやんっ、⁉︎」ポロポロッ
あれ、声、届いた?、笑
kr
“大丈夫。俺はずっと君の近くにいるから。”
“後追いとか、辞めてよ?”
🎪nk
「…!」ポロポロッ
「…バレてた、?、笑」ポロポロッ
「うん…分かったッ…」
「おれ、きりやんのぶんまで、がんばるよ。」
kr
“おう、それでこそ俺のなかむだな”
🎪nk
「…w“俺の”ってなに?笑笑」
kr
“俺のなかむだもん、”
🎪nk
「え、?ww」
そう、。彼はただのピエロじゃない。
“俺の”大事なピエロなんだ。
彼を絶対に傷つけない。
だから、安心してね、なかむ。
kr
“wなかむ、頑張れ”
🎪nk
「っ…うんッ…」
頑張る、。俺、きりやんのためにも頑張るよ、。
正直、もういいかなって思ってたけど、
次に進もうと思ったけど、
俺の居場所はここしかないみたい。
🎪nk
(よしっ、)
「皆様こんにちは!デイドリームサーカスへようこそ〜‼︎」
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コメント
6件
2人とも愛が重いのすきぃ”ぃ”ぃ”ぃ”です。
おわぁぁぁぁぁ…こりゃ神作だぜ………
DDCってほんとに考え深いよね