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最終章「ガラスの靴の選び方」その5
修介と姫乃は、裏で起きているらしい事件について香島に話した。
とある情報によると、被害者は全員一茶の知人女性らしい、ということも。
「……なるほど」
「本当かどうかわからないから、まずは話を聞きに行こうと思ってるの」
「でも、どうやって? 先生に聞くの?」
「あ……そ、そこまで考えてなかった。先生は、教えてくれないよねぇ」
「ちょうどこれから自由行動だし、出店とか展示見て回りながら聞いてみたらどうかな? 何人かは俺も受付で見てるから、一茶の知り合いは何となく覚えてるし」
「すごい権堂くん……! よく覚えてるね!」
姫乃の尊敬の眼差しを見て、修介は何となく気まずい気持ちになる。
そういえば、最初は自分の周りの人間以外、全く記憶に残らなかったのだ。
人間、変われば変わるものだ。
「でもでも、やっぱりおいしいものも食べたいな!」
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