鳥の鳴き声が響く朝。
また朝が来たと思い憂鬱な気分になる。
冬が近づいてきた。
それだけで鬱になりそうだ。
学校に行かないとと思い重い足取りで降りる。
当然親はいないまだ早いから寝ているんだろう。
朝ごはんも食べる気分じゃなかったので俺はそのまま学校に行くことにした。
今日の朝は鏡をみてみたらクマができていた。
まあ、濃くはないから大丈夫だろうと思いどんどん歩く。
他にも色々考えていたらついてしまった。
笑顔は作れと自分に言い聞かせ笑顔で部室のドアを開ける。
菅「おはよ〜!」
扉を開けると既に変人コンビがいた
影「ッス」
日「おはようございます!!今日もいっぱいトスあげてくださいね!」
影「お前はまずレシーブからだそんなんだから下手くそのままなんだよ!」
日「はぁー?うっせ!」
喧嘩が始まったこの喧嘩を止めなければならない、ならないが、止める気分になれなかった。
もう何もしたくないと本当に思う。
でも今から朝練だ大地が来る前に止めなければと思い止める。
菅「ほらほら〜こんな朝から喧嘩しないでさっさと着替えるべ!」
そういって変人コンビを引き離した。
その数分後大地が来た。
引き剥がしていてよかった。
そんなこんなで朝練は終わりになった
♢放課後だ、今から部活か、と思う。
バレーは好きだ。大好きだ。
なのに部室に入れなく突っ立っている自分に腹が立った。
二年の頃三年にセッターがいなく試合に出られてた。それが嬉しかった。
でも、今は後輩という名の天才1年にポジション、居場所を奪われてしまった。
これが凡人と天才との差なんだと思い知らされた。
俺は、たまにこんな天才や、努力をしていて、とっても優しい人たちの間にいていいのかと思う。
いや、俺なんかがいていいわけがないのに。
だんだん息がしづらくなっていく。
「ヒュッ、お゛ぇッ、ぅッ、 」
吐きそうだ。
急いでトイレに行かなければ。
これから部活だと言うのに何をしているんだろう。
走って。
走って。
走った。
やっとトイレに着いたかと思いヨロヨロのまま個室に入る。
さっきまで我慢していたからか。
一気に吐き気が上がっていく。
急いで吐いた。
「う゛ぇ゛ッ、ゲホッ、ゲホッ、」
そして思った。
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