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言葉にした瞬間、胸の奥が熱くなる。
彼は数秒固まったまま瞬きを繰り返して、それから急に顔を覆った。
pr「……待って、無理」
ak「え!?」
pr「嬉しすぎて無理やねんけど!?」
耳まで真っ赤になっていて、思わず笑ってしまう。
ak「さっきまで余裕ありそうだったのに」
pr「あるわけないやろ……!」
pr「ずっと心臓バクバクやっちゅーねん……」
その声があまりにも本気で、また胸がきゅっとした。
少しして、彼は顔を上げる。
pr「……夢ちゃうよな?」
ak「多分」
pr「“多分”てなんやねん」
ふはっと二人で笑う。
その瞬間、張っていた緊張が少しだけほどけた。
彼はそっと机に肘をついて、近い距離のままこちらを見る。
pr「じゃあ今日から、特別ってことでええ?」
ak「特別?」
pr「せやから……恋人、とか」
最後だけ急に声が小さくなる。
照れてるのが丸わかりで、なんだか愛しくてたまらなかった。
ak「……うん、いいよ」
答えると、彼はまた嬉しそうに笑った。
pr「やば。ほんまに付き合えた」
ak「そんなに?」
pr「そらそうやろ」
pr「好きなやつと両想いなるん、めちゃくちゃ奇跡やん」
まっすぐ言われて、今度はこっちが照れる番だった。
ak「……そういうこと普通に言うのずるい」
pr「え、照れてる?」
ak「うるさい」
pr「かわええなぁ」
からかうように笑いながらも、彼の手はずっと優しく繋がれたまま。
外はもう夜になりかけていた。
それなのに、帰る時間が近づくほど、
二人とも「まだ帰りたくない」と思っているのが伝わってきた。