真夜中の路地裏に2人のガタイのいい男と1人のフードを被った男が入っていた
「おい、早く金出せよ」
1人の男がフードの男に向かって怒鳴った
「ほら、だせよ」グイ
もう1人の男はフードの男の胸ぐらを掴んでいた
だが、フードの男は余裕の笑みを浮かべていた
まるで今の状況を楽しんでいるかのように…
「なに笑ってんだよ」
男が殴りかかろうとした瞬間、フードの男は目の前から消え、男は地面に倒れていた
「な、んだこれ」
「あいつ今消え、グハァッ」バタ
動揺していると、もう1人の男も地面に倒れた
気づくと目の前にはフードの男が立っていた
目は見えないが口を見ればわかる、、
彼は笑っている
その瞬間、今まで感じたことの無い恐怖に襲われた
彼はこの状況を楽しんでいるのだ
すると彼はナイフを取り出し、ニヤリと笑いこちらに向けてきた
彼が持っているナイフは今から始まる”もの”を、待っていたぞ、と言うようにキラリと銀色に光った
光るのと同時にフードの男がものすごいスピードで迫ってきた
突然消えたと思ったら自分の胸のあたりにはさっきフードの男が持っていたナイフが刺さっていた
「ア”…」
なんという速さ…
男は後悔した、ぶつかっただけで金を巻き上げようとしなければこんなことにはならなかった、と
意識が朦朧とする中、見上げるとたまたま電灯の下に立っていたフードの男の顔が見えた
男は驚いた
なぜか、、
それは今さっき自分を刺した男の見た目が、
中学生みたいに若かったからだ
実際には大人なのだろう、だが見た目は幼く、大人には見えなかった
そしてもう1つ、彼は綺麗な青い目をしていた
澄んだ青色のような綺麗な青、、
思わず見とれていると、彼がこっちを向き笑った
その笑顔は恐ろしかった…
彼は狂っている
気づくと彼は男に向かってナイフを振り下ろしていた
「またやっちゃった…」
「ま、楽しんで着いてった俺も悪いけどさ」
フードの男、、本名花垣武道
年は20歳、ビデオショップで働いている
童顔なため夜外を歩いていると、警察官に声をかけられる
なのでいつもフードを被っている
そして彼にはもう1つの顔がある
彼は
日本最大犯罪組織頭-トップ-のなのだ
仕事以外の時は○しはしないようにしているが、1回スイッチが入ってしまうと相手をやるまで止められなくなる
やりたくなくても声をかけられる
この見た目だから声をかけられやすいのだ
そのため、外出する際は誰か付き添いをしてもらっているのだが、生憎手の空いている奴はいなかった
「今日の俺、運悪ぃーな」
「てか、血めっちゃついてんじゃん…最悪」
「どーしよ、怒られちゃうよ…」
血の付いた俺の服を見て怒鳴る仲間の顔が浮かぶ
「とりあえず、フードは脱いでくか、一応下にTシャツ着てるし…って流石にこの寒さでTシャツはなぁ……」
今日は-20℃を下回る気温だ
Tシャツ1枚で帰るには寒すぎる
あまりお店には行きたくなかったがあまりの寒さに結局、近くの店で服を買って着た
さっきの場面を一部始終見ていた人影が、自分の家へと帰る武道の後ろをそっと着いていく
武道との距離はだいぶあるため、武道は気づいていなかった
終わり
どーでしたか?
このお話続き出すつもりでいるんだけど、見たい?
ノベル読むのめんどくさいけど、最後まで読んでくれてありがと〜!
❤とコメントよろしく!!
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それではー!
おつさも!
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