テラーノベル
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「夏色花火」モチーフのこれ、想像以上に長くなりそうです笑笑
10話以内に収めます!!
side.💜
ひたすらに走り続ける。
照に初めて貰った、オーバーサイズのパーカーのために。
💜「…ない。」
どこを探しても、見当たらない。
人良い防止のため、俺は常に下を向いて走っていた。
💜「…?」
囃子の音が聞こえないことに違和感を覚える。
止まってやっとの思いで、顔をあげると、そこには誰もいない。
💜「…みんな、っ、?」
真っ暗な森に、ただ独り閉じ込められる。
蘇る、昔の記憶。
💜「ひかっ…る、」
また、独りだ。
💜「ねぇっ、怖いから、誰かっ、」
そんな時に後ろから聞こえる、唯一の声。
?「…お久しぶりです。」
💜「え…?」
そちらに目を向けると、前には長身の男が立っていた。
💜「誰…です、か。」
絶対知ってる。
聞き覚えのある声だ。
?「覚えてないですか、笑
しょうがないですね、
何年も前のことですし。
でもこの前会いましたよ?」
俺は彼の事をまじまじと見つめる。
🖤〘俺は目黒蓮です。
幼少期に森で会ったじゃないですか。
…パーカーのお買い上げ、💜「…目黒、さん?」
全てを思い出す。
彼だ。
俺を迷子から救ってくれた、
あの狸の面の少年は。
照とお揃いのパーカーを買った、
古着屋の店員は。
🖤〘いいですよ、目黒で。深澤さん。〙
💜「…。」
🖤〘深澤さんどうしたんすか?〙
💜「…探し物、してて。」
🖤〘…もしかして、これ?〙
そう言って彼はあるものを見せてきた。
それは紛れもなく、照から貰ったパーカーで。
💜「そっ…それ!!!!」
🖤〘…風でこっち来て、
誰のか分かんなかったんすよ。笑
ちょうどよかった。〙
目黒は俺に優しくパーカーを手渡す。
俺はもう離さないように、それを身に着けた。
💜「…ありがと。
じゃあ、俺、戻るー」
そう言いかけた瞬間、目黒は俺を後ろから抱擁した。
💜「っっ!!」
🖤〘…約束、したじゃないですか。〙
そう耳元で囁かれ、俺は体に悪寒が走る。
💜「…約束、?」
🖤〘次会ったら、また一緒に花火見るって。〙
花火。
照が一番、俺と見るのを楽しみにしてくれていたはず。
💜「…俺、用事あって。」
🖤〘俺はもっと昔から、待ってたんですよ?〙
抱擁してくる目黒の腕の力が強くなっていく。
💜「…っ、」
🖤〘ラウにも岩本君にも、
誰にも言ってないですけど。
俺、深澤さんに一目惚れしました。〙
違う。
俺の隣は目黒じゃない。
照だ。
🖤〘ずっと逢いたかったんです。笑〙
💜「…俺はっ、照と花火見るの、っ」
🖤〘…だからこそ、花火の20分間だけ、
俺のものになって欲しかったんですよ。〙
彼は少し悲しそうに話す。
🖤〘深澤さんの隣にいたい。
でももう、その席は岩本君で
埋まってるんでしょ?〙
目黒との約束をしたのも事実だし、俺の愛す人は照だけなのも事実。
照とは、来年くればいい。
ー20分、だけなら。
💜「…、
今年…だけ、なら。」
思わずそう答えたのが、大間違いだった。
コメント
5件
えーっと、逆から読んでしもうた(><) 話の進み方がわからなすぎた(><)
読ませていただきました。💜の「また独りだ」という恐怖が蘇るシーン、胸が締め付けられました。そこに現れた目黒さんが、古着屋の店員であり幼い日の救い主だった…という伏線の回収にドキドキしました。照さんへの想いと、目黒さんとの約束の板挟みで「今年だけなら」とこぼれた承諾、その一言がすごく切なくて重いです。この先どう動くのか、気になって仕方ありません。じっくり紡いでくださってありがとうございます。続きも楽しみにしています🌷
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fura
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