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???「もうしばらくすると六月だ。つまり体育祭がもう時期ということだ」???「体育祭……憂鬱ね……」
???「オレは別に好きも嫌いもないかな」
???「私もです」
???「わたしはめんどくさいからやりたくないなぁ〜」
ここは。生徒会室。「雨花」、「橙」、「桃時」、「兎白」、「瑠璃人」は「体育祭」について話し合っていた。
雨花「そもそもうちの体育祭変わってるよね〜妖怪たちの協力の元、トラップが仕掛けられた迷路を通っていかなくちゃいけないんだもん」
橙「そして、トラップが仕掛けられた今回の迷路には天使の方々も協力して下さるとか……?」
桃時「はぁぁ!?!?」
瑠璃人「これは組分け次第でかなり勝算変わってくるんじゃね?」
兎白「組分けならもう終わったぞ。俺と先生とで決めさせてもらった。」
桃時「ちょっと!そういうことは早く言いなさいよ!」
瑠璃人「そうっすよ!兎白さんならワンチャン「ピンミル」(ピンキーミルキーラビットの略称)のグッズで買収できたかもしれないのに!!」
橙「あなたそんなこと考えたんですか?」
雨花「そもそも勝っても何の賞品も貰えないもんね〜」
兎白「でもトロフィーが貰えるぞ?」
雨花「そんなものいらない〜何の役にも立たないし」
瑠璃人「ていうかあんたら二人は生徒からも教師からも殿堂入り勧められてましたよね?」
兎白「そういえばそうだったな。でも……」
雨花「そういう強者の上から目線な席ってわたし大っ嫌い。殿堂入りすれば楽なんだろうけどそういう立場には興味ないから」
兎白「全文同意だな」
瑠璃人「オレ的には殿堂入りして欲しかったけど……でも!負けないっすよ!」
瑠璃人「(橙に良い事魅せなきゃ!)」
瑠璃人はくっくっくっと笑う。
雨花「それで?組分けはどうなったの?」
兎白「あぁ、えっと……」
睡蓮組
橙、兎白
百合組
桃時、瑠璃人
紫陽花組
雨花
兎白「……こんな感じだな」
桃時・瑠璃人「…………」
「「何でこんな組み合わせなのよ・なんだよ!!」」
兎白「先生たちと一緒に決めたんだ。雫さんも一緒になって……」
桃時「違う!!そういうことを言ってるんじゃない!!これじゃあ兎白の応援できないじゃない!」
瑠璃人「そうだ!これじゃあ橙に応援して貰えない!!」
雨花「君たちはピュアだね〜」
橙「組が違うだけで応援しちゃいけないなんてことないんですよ?」
兎白「そうだぞ。心の中で応援すれば良いじゃないか」
桃時「そういうのじゃないの!!好きな人が良い成績を取れるように手伝ってあげたり……」
瑠璃人「良いとこ魅せてきゃあきゃあ言われたり……」
「「そういう青春っぽいことをしたいの・んだよ!!」」
雨花「確かにそういうキラメキは同じ組じゃないとできないよね。でもさ!」
雨花にニコッと笑いながら話す。
雨花「そうやって自分たちのことを一生懸命考えてくれてるって分かってたらわたしだったらすごく嬉しいよ!だって自分が走ってる時も心のどこかで沢山の人がいる中で他の誰でもない自分を選んで応援してくれてるってすごく奇跡みたいなことだから。だから桃時ちゃんたちの抱えてる気持ちで充分アオハルだなぁと想うよ!体育祭で応援なんてめちゃくちゃ青春っぽいじゃん!」
兎白「あぁ、俺たちはそれで充分だ」
橙「瑠璃人さんのかっこいいところ撮影しますね?ふふっ」
瑠璃人「橙……!」
桃時「あんた……ふ、ふん!アタシがそばにいられない分ちゃんと頑張りなさいよ。……無理はしないでね」
橙・兎白「えぇ!・あぁ!」
体育祭について話し合う中、雨花は……
雨花「(みんなみたいに体育祭を楽しもうなんて……)」
わたしは想えないな