い つ か の 約 束 を 果 た し に ＿

さ よ う な ら　…　　。

『　　　ふ っ か  ！！！！！　　 』

深 『 え っ　…　?　』

誰 か が　俺　の　手首  を  掴んだ　　。

上 を 向くと   、いくつも の 水 の 粒 が　、俺 の 頬  に  落ちて 来た　　。

それ は　 、大親友  の  涙  だ っ た　　。

岩 『 ふ っ か　待っ て　…　！ お願い だから 行かないで  …  待って よ　…　！！  』

照  は  涙  で  ぐしゃ ヾ   の  顔  で　、俺 を 引っ張り  上げる　　。

俺  は    自殺   に  失敗  した　。

深 『 何で  ここ に  …　？　』

岩 『 …  それ は　…　　。』

深 『 死なせ て よ　、俺 の 苦しさ も 分かんないでさ …  勝手 に 助けて さ …  』（ 泣

俺 は  怒って いる のか　、助けられて 嬉しい のか　　、 感情  が  入り交じって  訳 が 分からなく な って　、泣きながら  照  に  当たった　。

岩 『 今まで 気付か なく て  御免 な　…  』

深 『 何が だ よ   …  ｯｯ  』

岩 『 先輩 に … 』

深 『 は ｯ    、何で それ …  』

岩 『 昨日 先輩 に 会って 来た　　。 二度 と ふっか に 近付くな  、って 脅して 来た から  安心 して　、？　』

深 『 ん ｯ  …  ｯｯ  …  照 ｯ　…  黙って て  御免　…　ｯ ｯ　　』 （  泣

岩 『 俺 も  気付い て やれ なくて 御免 ｯ　…　、ふっか  助けられ て  良かった ほんと に　…　　。 』 （  泣

深 『 ひﾞかﾞるﾞ ぅ ﾞ　~~　…　！！ 』（ 泣

岩 『 ふﾞっ ﾞかﾞ ぁ　…　！ 』 （  泣

俺 たち  は  その 後  も   、屋上 で  ボロボロ に 泣いて　　、 午後 の 授業 も 集中 できずに  　、その日 を 終えた　　。

NEXT Day

深　『　ね ぇ  照　　、 なんで  俺  が  飛び降り ん の  知ってたの　　、？   』

岩 『　 何で だと  思う　、？    』

深 『 　や っ ぱ　未来人　？　わら　』

岩 『   んは　　、正解　ー　　、笑   』

深 『   え　　、まじ か よ　　、わら   』

岩 『   こ の  写真  ある じゃん　？　御 前  の  命日  にさ　 、これ 落ちて 割れちゃっ て さ　　、拾ったら  なんか  急に すげぇ 息 出来なく な って　　、起きたら 学生 に なってるし　、死んだはず の 親友 居るし で 吃驚 したよ　ほんと　　、笑   』

深 『   あ　、照  熱出した 日　？ 』

岩 『  そう  そう　　、笑  』

深 『  へ ぇ　　、すげ ぇ な　　、じゃ あ  今  何歳　？　わら  』

岩 『   27 　、もう すぐ  30 だよ　、笑 』

深 『   ふは　　、やべぇ な　、わら  』

岩 『   だろ　　、俺  さ　　、過去  戻った 時  さ　、絶対  ふっか 助けよ　、って  決めた ん だ よ な　　、笑   』

深 『   まじ　？　最高 だよ  、さすが   俺 の 親友  　。　わら　』

岩 『　んは　　、だろ　ー　　笑　』

ｶﾞｼｬﾝ　　!!!

『   あれ　　、何 の 音　…　？  』

F i n　　.