コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『…ッ』
kn「無能のくせに,犯罪まで犯すんか」
kn「お前,終わってんな」
『…私は,やってない』
kn「死んだ方がええんとちゃうか?」
『私はやってないッ,!』
kn「黙れやッ」
バチッ
tn「大声したんやけど、なんかあったんか!」
『トントン,さん…』
トントンさん,この人は私を無能扱いしない
いや,違う
私に呆れている,私を相手にしないだけだ
kn「躾や,躾」
tn「躾って,一方的に殴りつけとるだけやないか」
メリー「…私が,悪いんです!」
メリー「私が,〇〇様のやったことを言わなければ…」
そう言って下を向くメリーさん
kn「…ムカつく,メリー行こや」
『コネシマさ,これ…指輪』
もういらん,と私の手を叩きつける
『い",ッ』
tn「内ゲバ、って事で終わらせとくけど」
「余計な事せんといてな」
…ッ
『部屋に戻ります,お騒がせして申し訳ありませんでした』
ここから逃げたい,
この一心で私は部屋へと足を進めた
『顔,腕,横腹が痛い…』
手当の仕方なんてわからない
包帯だってないし,湿布もない
放っておくしか方法がなかった
『痛み止めだけ打っておこう,一応ね』
そう呟いて,私は注射器を取り出した
ご飯は一般寮で食べる。
幹部寮だと,息苦しいから
それに,今日のことがあっては気まずすぎて
ご飯どころじゃない
「〇〇様,!ど,どうされましたか!」
そんなにかしこまらないで,と笑う。
『今日は色々あって,ここで食べようと思って』
『私,そんなに偉くもないから,気にしないで食べていいよ!』
「そう言われましても…」
そりゃそうだ
偉くないにしても幹部は幹部
上司は上司だ
目上の人を前にして,緊張しないなんて
それこそおかしな話
「〇〇様,その頬は…」
『…あー』
『内ゲバに巻き込まれちゃった,w』
できるだけ明るく振る舞っているつもりだが
みんなには,私の笑顔がどう見えているのだろうか
わからない
その後,通りかかる人たちみんなに心配された
この国は優しい人で溢れている
ガーゼや湿布,予備の絆創膏など色々と貰った。
明日,何かお礼がしたいなぁ
そう思った
研究なんて,そんな気分じゃなかった
今の気分を一言で表すなら
「不愉快」
これが当てはまるだろう。
その理由は,
『…鳥の,死骸』
部屋に転がる,動物の死骸
誰かが私の部屋に入って嫌がらせをしに来たんだ。
その犯人はすぐに思いついた。
「コネシマさん」
どうせ,今日の事で苛立ったのだろう。
動物にも命はあるのに,
最低
鳥には「鳥インフルエンザ」というウイルスがある。
手で触るのはやめた方がいい
『見たくない』
でも,ここを片付けないと。
『また怒られちゃうや』
片付け終わったのは深夜2時
結局オールとなった。
眠気もないし,なにか勉強してるか?
そう思っていた時
ドンッ
と,勢いよくドアが開いた
『…ドアが壊れたらどうしてくれるんですか』
『ゾムさん』
zm「毒」
失礼します,とかないのかよ
『すみませんが今は材料を切らしていまして
グルッペンさんから許可が降り次第,買い出しに行くのでもう少々お待ちいただけますか?』
zm「使えな」
zm「無駄なことに金使って,ほんまに迷惑しかかけられへん奴やな」
無駄な事?
元はと言えば,お前らが私の研究の内容を理解できなくて「無能」とか適当な事言っただけじゃん。
馬鹿なのはお前らの方だ
とか言えるわけなく
『…すみません』 と,言った。
zm「何もできないなら死ね,次来るまでには作っとけよ雑魚」
私は
はい,と小さく呟いた
ゾムさんは暗殺や潜入といった
裏の仕事が多い。
そのため,毒による耐性をつけたいと前々から言っていた。
睡眠薬や麻酔など,色々な毒による耐性をつけるために,私のところに来ては
ああやって毒薬をせびっていた。
作ってあげてるのに,ありがとうの一言もない
うざいなぁ,まじで