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猫
「なぁ、ジジイ」
猫
「もしも、、俺達を力を時と空に継承したらどうなる?」
と猫はウイスキーを飲んで言った
猫達は陸達を寝かしつけたあと久しぶりに妖バーに来て飲んでいると猫が言い出した
犬
「、、急にどうしたのじゃあ、、猫よ」
猫
「いゃー、、、ふと思ってな」
猫
「俺達の力を継承したらどうなるのかって」
犬
「継承するれば、時と空は儂らの力を使う事ができ怪異となるであろうな」
猫
「そうか、、」
犬
「もう一度聞くが猫よ、、突然どうしたのじゃあ?」
犬
「お主が継承など、、」
犬がそう聞くと猫はウイスキーの入ったコップを回し目を細め言った
猫
「いつかわかねぇーが、、俺とジジイは、、、」
猫がそう言うと周りがガラリと揺れた
マスター
「!、地震ですか!?」
突然揺れた、店内を見てマスターが言うと猫が犬に言った
猫
「ジジイー、、、マスターが驚いてるぞー」
猫
「気持ちは分かるが落ち着けよ」
猫がそう言うと地震はおさまった
地震がおさまったのを確認したマスターは猫に聞いた
マスター
「猫、、この地震は、、、」
猫
「わりぃーな、マスター、、ジジイが俺の話しを聞いてなくて力で店揺らしたんだ」
マスター
「そうなのですか?」
とマスターが犬に聞くと犬は頷いた
マスター
「そうでしたか、、」
猫
「マスター、もう大丈夫だから奥行ってても良いぜ?」
猫がそう言うとマスターは少し戸惑いながらも奥に戻って行った
マスターが奥に戻ったのを確認した猫は犬に言った
猫
「ジジイ、落ちつたか?」
犬
「、、すまぬ、、少し戸惑ってしまった」
猫
「いや、、俺はもしもってちゃんといったろ?」
犬
「確かに言っておったが、、お主が言うともしもではなく実際に起きそうで怖いのじゃあ」
猫
「怖いか?」
犬
「怖いわ」
猫
「酷くねえ?」
と猫がそう言うと犬はワインを飲んでから少し間を置いて言った
犬
「、、もしも、、継承をしたとして時達は力を制御出来るのか?」
犬
「時達ではまだ妖力、霊力が未熟ではないか、、、陸達に継承を、、、」
猫
「それを首魁達が許すと思うか?」
犬
「、、許さぬであろうな、、」
猫
「許す前に俺ら首魁に何故陸達に力を継承させるのかを問いただすだろうな、、勿論副首魁達もな」
カラン
猫
「まぁ、この話しはもしもだ、、ジジイ、、だからあんまし深く考えるなよ?」
猫
「ジジイは考えそうでこぇーからな?」
犬
「努力はする、、」
そう言って犬はワインを飲み干した
犬
「じゃあが、、もしも本当にそうなった時は、、時と空、陸と未来のどちらかに継承するしかない、、」
犬
「マスター、、お代わり、、」
犬がそう言ってマスターからワインのお代わりをもらいグラスで回して猫に言うと猫はウイスキーを見てから答えた
猫
「そうなる、、、俺としては時に継承して欲しいが、、って!もしもって言ったろ!?」
猫
「考え過ぎんなよ!」
犬
「考え過ぎと言うわれてもな、、」
犬
「儂らはいつか消えてしまう、、」
猫
「ジジイ?、もしかして酔ってるん?」
犬
「儂らが消える前に継承を、、」
猫
「うん、酔ってんな?ジジイ水飲もうな?」
と猫がマスターを呼んで水を貰い犬に渡そうとすると、、
猫
「ジジイー、水、、って寝てる、、」
マスター
「おや、、おや、、」
犬はワインを相当飲んでいたらしく眠ってしまった
猫
「ジジイの奴ワインあんまし飲ませない方が良さそうだな、、今度からウイスキー飲まそう」
マスター
「ふふ、猫も犬の事を考えるとは」
猫
「悪いかよ」
マスター
「いえいえ」
と話していると犬が眠りなから言った
犬
「、、継承は、、させとうない、、」
猫
「、、寝言いってんの?、、」
犬
「儂ら、、の力は、、絶対に、、」
猫
「、、、」
マスター
「犬も継承はさせたくないようですね」
マスター
「私は継承などの手段などは分かりませんが、、継承者は今のうちに探しておいても宜しいかと思いますよ、、」
マスター
「逸材はそうそうに見つかりませんからね」
マスターはそう言って奥に再び戻って行った
猫のコップにウイスキーを入れて、、
猫
「、、そんなん分かってるんだよ、、」
猫
「陸達だけには、、、継承させたくねぇーのは、、よ」
そう猫は言ってウイスキーを一人飲んだ
続く