テラーノベル
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月曜日、朝から早く起きて歩いて学校が面倒くさすぎる。
暑いし朝から汗かくし、夏が始まって、だんだんと気温が高くなってく
m
セミも鳴いてたり。
セミの鳴き声なんか聞きたくないくらい夏がそんなに好きじゃない
m(暑すぎて溶けるぅ……)
今すぐにでもクーラーが効いた涼しいところに入りたい、アイス食べたい……
と思ってたら、もう学校が見えた
m「、わっ」
暑すぎてぼーっとしちゃって、つい誰かに当たっちゃった。
当たって倒れそうになった時に抑えてくれた
r「って、元貴?」
m「わ、涼ちゃん」
m「おはよ、ありがと」
r「ん、どういたしまして〜」^^
相変わらず笑顔が眩しい。
また溶けそう、
m「今日部活あるっけ」
r「今日、あるよ〜」
まぁ、室内で涼しいところでやれるし外みたいにそんなに動かないから基本は楽な方だと思う
歌う以外はちょっとだけ楽
m「涼ちゃん暑い、離れて?」
r「えー!やだ」
抑えてもらった時からずっと涼ちゃんの体の方に腰をもってくっつかれてる
ちょっと、くすぐったい
r「先輩だからかわいいかわいい元貴を教室まで送ってあげる〜」
m「一人で行けるもん!」
r「元貴注射で泣いちゃうよね〜」
…なんでそれを知ってるの、
めっちゃ恥ずかしい
m「ぁ、うぅ…//」
r「んふふ、ほんと可愛いー」
r「あ、そうそう、今週の土曜日ひま?」
r「暇だったらさ、映画見に行こうよ!」
m「別にいいけど…//」
r「じゃあ決まりー!」
w「涼ちゃん?元貴??」
っあ、若井…。周りを見てみると、1年生の教室辺りだった。
若井と目が会った瞬間に、次は若井の方に引き寄せられる
m「も、もぅ、何?」
w「だめ、俺のとこにいて」
r「あーあ、取られちゃった」
w「涼ちゃん距離近すぎ」
m「若井も近いのっ、離れて…」
肩を押して離れようとするけど、僕を離そうとする気配もない
体ぴったりくっついて結構近いし恥ずかしい、
絶対今顔赤くなってる
w「元貴、好き」
m「なっ、急すぎなの…、//」
w「俺元貴に好きな人いても諦めないから、絶対好きって言わせるから」
その僕を見つめる目は、絶対嘘なんかじゃない本当の目
嘘だ、なんか絶対に言えない
ごめんね。期待外れの僕で。
…でもさ、ほんとは
僕も好きだよ
これが素直に言えたらいいのに。
たった二文字の”好き”を
コメント
2件
最後のところ庶幾の唄の歌詞みたい