大ちゃんから聞きたくなかった言葉。悲しさと苦しさで頭が真っ白になった。
流 「うそ、やろ…..なあうそって言ってや!泣」
和 「流星!一旦落ち着こ!」
流 「こんな状況で落ち着けると思う?泣」
もう、頭の中がこんがらがってパンクしそうや。
大 「あの……」
申し訳なさそうに大ちゃんが口を開く。
大 「多分俺が泣かせてるんよね?…..ごめん。何にも覚えてないんよ。君は誰?」
流 「……僕は、大西流星。あなたの、」
流 「お友達です泣!」
そう言い残して僕は自分の病室へ走った。
病室に帰ると心配そうに僕を迎える信号機がおった。
謙 「流星くん….!」
流 「3人とも…..僕、忘れられちゃったみたい…..笑」
駿 「流星くん…無理に笑わんくて良いんですよ。」
恭 「気が済むまでそばに居ます。」
3人の言葉に目が熱くなる。本当にいい子達や。
流 「うあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙泣!だいちゃん゛、!泣」
恭 「大丈夫っすよ。俺らずっとそばに居ます。」
恭平に抱えられ、謙社に背中をさすられ、みっちーに頭を撫でられる。少しずつ気持ちを落ち着かせる。
少しすると、さっきまでだいちゃんのとこにいた丈くんと大橋くんが部屋に来た。
丈 「流星落ち着いた?」
流 「……コク」
和 「大吾の話してもええ?」
流 「…….コク」
大橋くんからだいちゃんについて色々聞いた。
和 「今回の事故で、大吾は頭を打ったんよな?だからその時に丁度弱っている記憶する脳の部分を攻撃してしまったらしいんや。だから、病気の進行が早なって、今に当たってるって事。」
大橋くんは優しい声と目でゆっくり話してくれた。
丈 「大吾には、もうなにわ男子は無理かもしれん。」
流 「ダメだよ!だいちゃんが居なきゃなにわ男子じゃないもん!」
丈 「…..俺やてもっと一緒に仕事したい。だけどこれは大吾のためなんや…。」
こんなに馴染めているのも、全部だいちゃんのおかげ。だいちゃんがいたから今の僕がいるのに。
和 「みんな気持ちは一緒。誰か一人でもおらんくなったらなにわ男子じゃなくなる。だけど、今回はどうしよもないんよ流星。」
流 「…..もし、だいちゃんの記憶が戻ったら、戻ってこれる?泣」
和 「無期限活動休止か…….そっちの方が良いかもしれんな。何が起きるか分からんし、もしもの時に大吾の場所は取っとこか。」
ねえ神様、……..僕のだいちゃん返してよ……泣
これ以上の物は何も望まないから…泣
はい!第9話でしたー!良かったら感想コメントお願いしますm(_ _)m
流石に1日に2話は辛い!
余談になるんですけど、今年卒業生でして、次の学校のバレー部にお邪魔してきたんですけど、比べ物にならないくらい、えらくて!2日たった今でも腹筋筋肉痛です笑
良かったら次も見てください(❁´ω`❁)それでは!
コメント
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1日2話投稿おつかれさまです!個人的にはめちゃくちゃ嬉しいです…! でも主様の体調などが1番なので無理のない範囲で頑張って下さい!