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るな
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M.S
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えれめんたる
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第6話、楽しく読ませてもらいました!リンちゃん、めっちゃ元気ですね(笑)「生きてる!って感じがする」っていう感覚が憑依ものならではで面白い。アユさんと中身のギャップもいいし、主人公が「性欲はある!」をスルーするところ、ちゃんと大人の距離感を保ってて好印象でした。食べ歩きの光景もほっこりしますね。続きも気になります!
次の日12:50ベンチに着くとアユさんはもう座っていた。
「こんにちは」
「こんにちは。今日はどこに行くか考えてるの?」
「いえ、幽霊さんの行きたいとこに連れて行こうと思ってます。あ、幽霊さんは名前…なんていうんです?」
「あ、そうだね。名前は…え?なんか自分で言いたい?みたい?」
そうなんだ。
「じゃあ私は今からいなくなるけど、あんまり変なとこに行かないでね?」
変なとこ?
「そういえば憑依されてる間はアユさんは?」
「ん〜…寝てるみたいな感じなのかな?あの子が入ってる間のことはわからないの」
そういうもんなんだ。
「わかりました」
「じゃあまたあとで」
そういうとアユさんは目を閉じる。
憑依ってすぐに出来るのかな、と思っているとアユさんが目を開けた。
「え〜と…こんにちは?」
「こんにちは、お兄さん!そしてはじめまして。あたしのことはリンって呼んでね!」
おぉ、元気だ。
「リンちゃん?元気だね」
「だってふわふわしてる間はなんか現実感がなくて。お姉さんに入ると、あー!生きてる!って感じがするのよね」
まぁそうだろう。アユさんに入っていない時は生きてない幽霊だもんな。
「一応聞くけど、アユさんが一人二役してるんじゃないよね?」
「あー!疑ってるの?あたしはあたし。本物のリンですよ」
いや、本物に会ったことないし…
「OKわかった。で、リンちゃんはどこに行きたい?」
「なんかお兄さん、小さい子に話すみたいね。あたしが死んだのは高3の時だからぁ、一個違いでしょ?もっと普通に話してよ」
「そうなんだ。じゃあリン、て呼ぶからリンもトモって呼んでよ」
「う〜なんかいいな!わかったトモ!今日はよろしくね!」
見た目がアユさん、年上なのに、中身はほぼタメってなんか変な感じだけど…とりあえず話しやすそうでよかった。
でも死んだ時って…受け入れてはいるんだ…
「じゃあリン、どこに行く?」
「といっても…この辺て何があるの?」
お?
「そうだな…川とかここより広い公園とか…ショッピングセンター…は何か買ってもそのあと使わないか。駅前の商店街をぶらつくっていうのもいいかな?
「商店街?食べ歩きとか出来る?」
「お、する?いいよ。バイトしてるからなんでも買ってあげるよ」
「やったー!」
「食べるの好きなの?」
「うーん、生きてる時は普通だったと思うけど、食べるって体がないと出来ないじゃない?やっぱりいいよね!三大欲求ってのは理屈じゃないのかも」
「へ〜じゃあ睡眠欲も?」
「それは…普段が寝てるみたいなもんだからあまりないかな。せっかく体があるのに寝ちゃったらもったいないし。あ、でも性欲はある!」
おっと、そうきたか。アユさんの体で…正直とても魅力的なお誘いだけど…スルーしとこう。
「まぁそれは置いといて、じゃあ食べ歩き、行こうか」
「うん!」
駅前商店街では昔ながらのお店も多い。
持ち帰り用の惣菜がメインだけど、一個から買えるものもあり、食べ歩きは充分できる。
「何か食べたいものがあったら遠慮なく言えよ」
「うわぁ、じゃああそこのコロッケと、あっちの焼き鳥と…あとは…!」
目を輝かせている。見てるだけでも楽しい。