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どんな展開が待っているのだろ〜ドキドキしています😱

悲しい話?いい話?どきどきです💓
「ねぇ翔太、こっちの動画も可愛いよ」
阿部が、渡辺に寄り添って…
仲良く2人で動物モノのYouTubeを楽しんでいる
「あの2人…くっ付き過ぎじゃない?」
そう向井に揶揄われるが、当の2人は気にしていない
寧ろ、翔太に悪い虫が付かない様に…あえて見せて【自分のモノ】だと主張する
「まぁ、色々あったみたいだし…別に害もないし良いんでない?」
やけに物分かりの良い佐久間に、岩本は一瞬…視線を向けたが
下手な詮索は、しない事にした…
「………」
佐久間には、あの一件以来…相談や協力を依頼する様になっていて…
渡辺が悩んだそぶりを見せた時や、自信をなくして落ち込んだ時…
報告と、元気付ける協力をお願いしている
「この料理、凄く美味そう!」
今度は、グルメ動画に変わったのか…渡辺は目を輝かせて、釘付けになる
「涼太。これ作れない?」
渡辺が料理上手な幼馴染に声を掛け、宮舘が渡辺の方を振り向くと…
その背後から、阿部がこちをを静かに見つめている
「あぁ…これ位なら………ごめん。無理」
宮舘は、一度了承したものの…すぐに態度を一変させた
「えぇ〜今出来るって、言いかけたのに…」
不満そうな渡辺の声に
「いや、そんな事は決して無い!」
宮舘はそう言いながらスマホを触り…
「そんな、力一杯否定しなくても…」
渡辺は、残念そうに呟いた
「?」
その時、阿部のスマホが着信を告げ
「ちょっと、ごめん…」
そう言いながら、スマホを開く
「………」
LINEの着信らしく開いて見ると、目の前に居る宮舘からだ…
そこには…先程の料理のレシピと、ちょっとしたコツ…
そして、渡辺の好物も書いてあった
「翔太、その料理なら…俺が今度、作ってあげる…」
スマホを置いて、一度チラリと宮舘を見て…少しだけ微笑んで見せると
何故だか、宮舘は安堵の表情を見せていた
『失礼な…』
少々、態度に不満は残るが…このレシピは有難い
ここは、あえて態度の追求はせず…
視線を移して、渡辺を笑顔で優しく見つめ返した
「阿部ちゃん本当!凄く楽しみ!お腹空かせて待ってるね」
そう言った渡辺に、笑顔で頷き…2人は再び動画を見つめる
『可愛い。可愛すぎる…///』
阿部は、絶対上手く作らなければ…
今夜から特訓だと、帰りにスーパーに寄ろうと心に決めた
こんな2人の過去に、あんな事があった何て…
佐久間以外のメンバーは、きっと予想していないだろう
阿部は優しく渡辺を見つめ
『絶対、翔太を離さない…』
そう、心に強く誓った