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シュバルツ=シルト「さてと…そろそろ行くか」
帰ろうと馬車に乗ったら
村長「また来てください!シュバルツ様!」
村長と村中の村人が俺の帰りを見送ってくれた
シュバルツ=シルト(今まで…見送られることなんてあったかな…)
下級魔族は捨て駒としか思われなく戦場に行っても見送られることは無い
シュバルツ=シルト「ああ!また来る!」
シュバルツは笑顔で村の人たちに手を振った
数日経ったら始まりの街に着いていた…
シュバルツ=シルト「2日間寝てたのか…」
シュバルツ=シルト「腹…減ったな」
シュバルツは2日間寝ていたため飲まず食わずだったため帰ったら大量の食事にありつけようと思うのだった
シュバルツ=シルト「さてと…報告に行くか」
カイン「あんた…生きてたんだな」
シュバルツ=シルト「ん?確か君は…カイン君だったかな?」
カイン「気安く呼ぶんじゃねえ」
シュバルツ=シルト「それは失礼じゃ報告に行くから私は…」
カイン「勝手にしろ!」
そう言って歩いてった…
シュバルツ=シルト(なんだあの猛犬…こっちは疲れてるってのに)
ソフィア「あ!シルトさん!お帰りなさい!」
シュバルツ=シルト「ああ…ソフィアさん報酬とその報告をしようと思ってね」
ソフィア「わかりました!では報告内容を!」
街で起こってた事や敵の数などを答えたりした
ソフィア「なるほど…では報酬のお受け取りです!」
人の手のひらよりでかい袋を渡された…その中身は金貨や銅貨、銀貨などの金が大量にはいっていた。
シュバルツ=シルト「ではこれで」
ソフィア「あ!待ってください!」
シュバルツ=シルト「これは?」
ソフィア「回復瓶です!飲むと体力が回復するのでひとつあれば便利ですよ?」
シュバルツ=シルト「わかった…値段は?」
ソフィア「いりません…サービスですので(ボソッ)」
そう耳元で言った
シュバルツ=シルト(さてと…帰るか)
ソフィア「お帰りになられるので?」
シュバルツ=シルト「はい宿をとってますので」
ソフィア「お気を付けて〜」
シュバルツ=シルト「はい」スタスタ
そう言ってギルドの扉に歩き出した
外に出たら久しい人が居た
アリス「あ!シルトさん!」
シュバルツ=シルト「アリスか…数日ぶりか?」
アリス「はい!これからどこに行くんですか?」
シュバルツ=シルト「宿に帰ろうと思ってな」
アリス「それでは…お時間少しよろしいですか?」
シュバルツ=シルト(どうしたんだろうな)
シュバルツ=シルト「別にいいが…」
アリス「!…それではこちらに」
シュバルツはアリスの言う通りについて行った
アリス「ここです…」
そこは路地裏の途中の扉だった
シュバルツ=シルト「ここは?」
アリス「私のお店です!とりあえず中に入りましょう?」
シュバルツ=シルト「ああ」
中に入ると沢山の指輪や武器などがあった…
シュバルツ=シルト「これは…」
シュバルツは初めて見る光景に戸惑っていた
アリス「えへへ…ここに来てから初めて開いたお店でして…シルトさんがお客様1号です!」
シュバルツ=シルト「そうなのか…」
シュバルツは話を聞いてはいたがとある装備に大して異常な興味を示していた…
アリス「どうしました?シルトさん…もしかしてこの指輪に対して興味をおもちなのですか?」
シュバルツ=シルト「ああ…その指輪はどんなのだ?」
アリス「これはですね…とある廃城で見つけたものなのですが魔族の力を最大限に引き出すと言われる指輪です!」
シュバルツ=シルト「なるほど…そんな指輪があるのか」
アリス「はい!もし魔族の人がお客さんに来ても取って置いてるんです…」
そう言ってアリスはシュバルツの方を見ていた…
シュバルツ=シルト(まずいなこれ…バレたか?)
アリス「あの…」
シュバルツ=シルト「ん?なんだ?」
アリス「良ければ…この指輪あげますよ?」
シュバルツ=シルト「!?…いいのか?魔族しか効果ないんだろ?俺が持ってても…」
アリス「でも…売ればかなりの大金になりますからそれに…」
シュバルツ=シルト「それに?」
アリス「いえ…なんでもありません!」
シュバルツ=シルト「そうか…」
アリス「では!また来てください!」
シュバルツ=シルト「ああ…」
シュバルツは店の外に出た
アリス「シルトさん…」
シュバルツ=シルト「予想外だった…これを手に入れるのは」
シュバルツは指輪をずっと見ていた…
シュバルツ=シルト「ん?もう夜か?そろそろ宿に帰るか…」
そしてシュバルツは指輪をはめた…すると
シュバルツ=シルト「ガッ!」
シュバルツ=シルト「なんだこ…」
シュバルツ=シルト「痛…!」
シュバルツ=シルト(なんだこれ…痛みが全身に伝わってくる…)
シュバルツは気を失った…
数分後…
シュバルツ=シルト「ん?ああ?」
シュバルツは道路の真ん中で寝ていて数秒の間思考が混乱していた
シュバルツ=シルト「ええと…俺は確か…この指輪をはめた途端激痛が走って…」
街の人「魔族だ!」
シュバルツ=シルト「は?…まさか!」
シュバルツは自分の頭を見ていると角が生えていて背中に翼が生えていた…
街の人「早く騎士団を呼ばないと…!」
シュバルツ=シルト「ちっ!」バッ
シュバルツは翼を広げ空に羽ばたいた
街の人「逃げたぞ!」
シュバルツ=シルト「最悪だ!」
シュバルツは冒険者に魔法や弓の攻撃を飛びながら回避していた
シュバルツ=シルト(とりあえず…)
シュバルツ=シルト「ファイアボール!(火炎玉)」
それは初級魔法であるファイアボールの威力ではなかった
シュバルツ=シルト「強くなってる?ファイアボールでここまでの威力が…この指輪か」
そう言って指輪を見た
冒険者1「気をつけろ!あの魔族…上級魔族だ!」
冒険者2「なんで上級魔族が!」
みんな慌てていた今ので半分以上やられたからだ
シュバルツ=シルト(待てよ?この状態ならこの街を壊せるんじゃ?)
シュバルツ=シルト「試してみるか!」
シュバルツは空高くに上がり…
シュバルツ=シルト「多重展開…ファイアボルト!「火炎矢」」
シュバルツ約数百のファイアボルトを街にはなった
町中が焼け野原になり町中から悲鳴が聞こえた
シュバルツ=シルト「これはいい!このまま滅ぼすとしよう!」
シュバルツ=シルト「な!」
ヒュウウウウウウウウ
シュバルツの翼がいつの間にか両翼とも細切れにされていた
シュバルツ=シルト「何者だ!」タン
???「ふん…醜い魔族め…」
冒険者3「あ!あいつは!」
その女はエルフ族だったそして髪はポニーテールで服はかなり露出の高いものだった
シュバルツ=シルト(こいつは…1番レベルが高かった奴…)
そう初めて冒険者ギルドに来た時レベルがいちばん高かった冒険者だ
シュバルツ=シルト「Aランクだったのか…」
セレフィ「魔族が…覚悟しろ」
シュバルツ=シルト「そうかそうか…竜牙刀」
シュバルツ=シルト「お試しと行こうか!」
セレフィ「ふん…次元斬」
シュバルツ=シルト(腕がいつの間に…)
セレフィ「!」シュ
シュバルツ=シルト「消え…」
ズバスハズバスバズバスバ
シュバルツ=シルト(馬鹿な…こいつのレベルは100以下のはず…)
セレフィ「何故自分よりレベルが低いのにと思っているな?」
シュバルツ=シルト「気づいてたのか…」
セレフィ「当然」
シュバルツ=シルト「で?どうするこのまま殺すか?」
セレフィ「いや?騎士団につきだすそれで貴様は公開処刑だ」
シュバルツ=シルト「そうか…」
セレフィ「は?」
シュバルツ=シルト「ふん…分身相手によく手間どってたな」
セレフィ「いつの間に…!?」
シュバルツ=シルト「お前が羽を切ってからだ」
セレフィ「馬鹿なそんな動作は一切…」
シュバルツ=シルト「俺が影魔法で闇に溶け込んだ瞬間ドッペルを使ったからな」
セレフィ「くぅぅぅ!」
冒険者3「セレフィが危ないぞ!」
何十人の冒険者が突っ込んできた
セレフィ「みんな!来るな!」
シュバルツ=シルト「消えろ…」
ブラーズ(飲み込む火炎)
冒険者3「うぎゃぁぁぁぁああああ!!」
冒険者4「熱い!あづい!」
炎が冒険者達を飲み込み体を燃やしていた
セレフィ「あ、ああ…」
セレフィはあまりの恐怖に泣いていた
シュバルツ=シルト「なぜ泣く?どうせ軽い命だお前も殺す」
セレフィ「やだあ…」
シュバルツ=シルト「ん?なんか言ったか?」
セレフィ「やだ…!死にたくない!」
シュバルツ=シルト「命乞いか下らない」
シュバルツ=シルト「仮にもA級だろう?」
セレフィ「うぅぅ…」
まるでA級が赤子のように泣いていた
シュバルツ=シルト「…殺す気が失せた…」スタスタ
セレフィ「ふぇ?」
シュバルツ=シルト「だから殺す気が失せた…俺の前から消えろ」
セレフィ「!…待ってください!」ギュ
そう言って背中から抱きついてきた
シュバルツ=シルト「あ?」
セレフィ「ひとりにしないで…怖いんです」
そう言って寂しい顔を
シュバルツ=シルト「ドキ!」
シュバルツ=シルト(なんだ今のは…こいつのその顔を見た途端…)
シュバルツは考えた…コイツがいることでどのような利益があるのか…
シュバルツ=シルト「では…」
シュバルツは自分の腕を斬った…
シュバルツ=シルト「魔族以外の種族はな我々の血血を飲むと魔族になるつまり…」
シュバルツ=シルト「新たに名付けるなら魔人種か」
そうしてセレフィの前に血が出てる腕を差し出し…
シュバルツ=シルト「飲め…」
セレフィ「!…は、はい!」
セレフィ「ペロペロ」
シュバルツ=シルト(飲めと言ったんだがなあ…まあ…舐めても同じか)
セレフィ「まるで…力が増幅していくみたいな感覚だ…」
シュバルツ=シルト「おお…角も生えたな」
セレフィ「え?」
セレフィは頭を触るとまるで硬い突起物が頭にあった
セレフィ「これで…私も…シュバルツ様と同じ…」
シュバルツ=シルト「ああ…そうだな」
セレフィ「痛!」
シュバルツ=シルト「角は折っとけ高く売れる簡単に生えてくるしな」
シュバルツ=シルト「やっぱ…いつやっても痛いな…」
セレフィ「これからどうするんですか?」
シュバルツ=シルト「とりあえず…魔族は逃げたみたいにする…そして街の復興を手伝うんだ」
セレフィ「魔族なのに…復興を手伝うんですか?」
シュバルツ=シルト「それの方が信頼される…それに…内部からの崩壊も容易いからな」