テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
__9 戸惑いと、信用。
目黒side
阿「美羽が、犯人、だって……」
は、?
美羽が、犯人っ、!?
8人「そんなわけないっ、!」
阿「だけど、本人も認めてて、保護者も呼んで解決、だって」
佐「そんなのっ、!」
深「本人に聞かなきゃっ、!」
岩「……待って、それで美羽が正直にいうと思う❓」
深「……」
ラ「でもっ、!いじめは、解決してないんでしょっ、!?」
宮「絶対助けたい、」
岩「絶対救いたい、」
深「…‥学校押しかけるぞ」
夜の、6時。
美羽には、仕事とか、適当に断りを入れて、9人で学校に来た。
?「はい…って、SnowManっ、!?」
目「……話があるんですけど」
?「あ、はい、!お茶…」
阿「そんなの要りません。」
?「中へ、どうぞ…」
案内されたのは、大きい部屋。
?「それで、お話というのは…?」
テレビの取材とでも思ってるのだろうか。
宮「……如月、美羽って、わかります❓」
?「はい、あの、1年前の…」
阿「あの様子を、詳しく教えてほしいのですが、」
?「えぇ、そんなこと言っても、いじめられたという告発があり、親御さんが来て話し合い、
本人が認めましたけど。」
佐「……あべちゃん、」
阿「明日、また来てもいいですか。」
?「……まぁ、どうぞ…」
阿「学校側も、いじめがあると、めんどくさいからだと思う。」
宮「……関係してるの、あの保護者だろ、」
珍しくだてさんが怒りモード。
でも、俺も許せない。
全員見つけ出して、ぶっ倒してやりたい。
次の日。
阿「……美羽は、いじめをやってません」
母「いいえ、美羽も言ってたじゃない、?」
美「……」
目「美羽、もう捨てられる心配はないよ。俺らがいるから、」
美「っ、」
阿「…で、美羽がいじめられてる証拠です。」
美「やめ、てっ、!」
佐「……なんで、?いじめられてるんじゃないの、?」
渡「俺、耐えられねぇんだよ。美羽がつらそうにしてんの。」
美「もっと、辛く、なるっ、」
ラ「……そしたら、また、助けるから。」
美「みんなのこと、調べたけどっ、大人気でっ、忙しくてっ、迷惑、かけたくない…」
妹「そうよねっ、!だから、美羽は、うちでっ、!」
岩「迷惑なんて、誰が言った?」
深「……俺らは、美羽に、笑ってほしい、だけ」
向「美羽が望むこと、なんでもしてあげたいんよ。」
ラ「俺がハニレモの時みたいに言おっか❓笑」
ラ「た」
美「た、」
ラ「す」
美「たすけてっ、…」
ラ「よくできました。」
渡「っ、触んなっ、!」
阿「ねぇ、どうなの、」
あべちゃんが問いかけたのは、美羽にいじめられた、と言った人たち。
いじめの証拠にもあった。
その人たちが美羽をいじめてた様子が。
A子「っ、!」
B子「……っ、」
C子「っ……」
佐「……教育委員会に、」
美「それは、いいよ、? ……この子達も、そのっ、」
A子「ごめんなさいっ、!」
B子「そのっ、ストレス、溜まってて、」
C子「そのはけ口に、しちゃった、」
美「いいよ、笑」
それを笑って許せる美羽は、どんだけ優しいんだろう。
美羽の好きなところが、さらに増えていく気がした。
岩本side
なんだ、これ、
わかんない。
さっきから、なんかおかしい。
美羽のためならなんでもする。
幸せにしたい。
そんな単語で、頭が埋め尽くされる。
そして、ラウールが、頭ポンポンした時。
胸が、ふ、ってなって、
なんか、ふつふつ、して。
むかつ、いた。
なんなんだ、これ。
……これが、恋、ってやつ、なのか。
俺も、ふっかと、同じ、で……
恋、したのかも、な。
コメント
6件
美羽ちゃん優しすぎる〜w😭