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ぱくちーですん🌿
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煙がゆっくり晴れていく。
その中から現れた黒岩。
「効いたぜ」
でもまだ立っている。
陽葵が目を丸くする。
「ええ!? 今のでも倒れないんですか!?」
黒岩は笑う。
「俺は土属性だ」
ドン、と地面を踏む。
「防御は得意なんでな!」
蓮が小さく舌打ちする。
「硬すぎる」
凛も冷静に言う。
「普通の攻撃じゃ崩せない」
陽葵が聞く。
「どうしましょう!?」
蓮が一瞬考える。
そして言う。
「陽葵」
「氷出せるか」
「はい!」
凛がすぐ理解する。
「コンボ」
陽葵が首をかしげる。
「コンボ?」
蓮が説明する。
「凛の氷で止める」
「陽葵の氷でさらに固める」
「そのあと――」
ニヤッと笑う。
「火で一気に溶かす」
陽葵が目を丸くする。
「え」
「それって」
「めちゃくちゃ熱くないですか!?」
「だからいい」
凛が静かに言う。
「岩も割れる」
陽葵が拳を握る。
「やります!」
黒岩が突進してくる。
ドゴォォン!!
地面が揺れる。
「行くぞ!」
蓮が風で一気に加速。
ゴォッ!!
黒岩の視界を乱す。
その瞬間。
凛が手を振る。
「凍れ」
氷が地面を走る。
シュウウウ!!
黒岩の足元が凍る。
「ちっ」
動きが一瞬止まる。
「陽葵!」
蓮が叫ぶ。
「今!」
陽葵が両手を前に出す。
冷たい感覚。
「氷!」
黒岩の体に氷が広がる。
凛の氷と重なり――
完全に動きが止まる。
観客席がざわめく。
「二重氷結!」
「すごい」
その瞬間。
陽葵の胸が熱くなる。
ドクン。
炎の感覚。
陽葵が叫ぶ。
「行きます!」
炎が手に集まる。
ボォォッ!!
凍った黒岩に向かって――
炎が放たれる。
ジュウウウ!!
氷が一気に溶ける。
その温度差で――
バキィィィン!!
岩の防御が砕ける。
「なっ!?」
黒岩が驚く。
その瞬間。
蓮が雷を落とす。
バチィィン!!
直撃。
ドォン!!
黒岩が吹き飛ぶ。
地面に倒れる。
静寂。
そして――
「……戦闘不能」
審判の声。
観客席が一気にざわめく。
「勝った!」
「一年生なのに連携すごい!」
「三属性強い!」
陽葵は座り込む。
「はああああ……」
蓮が笑う。
「ナイス火力」
凛も小さく言う。
「完璧」
陽葵が笑う。
「やりましたね!」
その時。
観客席の上。
蒼真が腕を組んで見ている。
小さく笑う。
「やるじゃん」
光が揺れる。
「決勝で会えそうだ」
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