TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


結局のところ、俺にはギルベルトもルドルフも、その2人の関係も理解できない。

「アルフレッド・クルーズ。真実の探求者であり、論理だけに忠誠を誓う人間だよな?」

ギルベルトを俺のことをじっと見つめ、そう俺に確認する。

「その通り。だからこそ、アルフレッド・クルーズという人間は、冷酷で無神経、反社会的との批判もされるのさ。そうだ、ギル、君に言っておくよ。君の良心とルドルフをつなぎとめるスキルを俺は尊敬しているんだ。ルドルフには君が必要で、その逆もしかりなのは客観的に見ても明らかだ。もしここに俺とドルフだけならすぐに俺たちの曖昧で理解不能な関係は破綻するだろうね。お礼を言わせてくれ、ありがとう、ギルベルト・シュルツ。」

俺はそう言って笑顔を見せる。これが俺のやり方だ。俺がニッコリ笑えば、大体の人間が俺のために道を開ける。俺は彼らが俺をどう認識するかをちゃんと理解しているよ。簡単に言うとアルフレッド・クルーズはアイドルだ、俺がその現実を望むかに関わらずね。

自由、正義、伝説

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

34

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚