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――――――車がゼニーズに突入してくる日の朝――――――
クリーニングから戻ってきたばかりの、ぱりっとしたベージュのシャツに、俺は腕を通す。
黒のパンツもクリーニングからの戻りたてで、まだアイロンの線がくっきりと入っており、見ているだけでなんだかしゃきっとした気分にさせられる。
俺は更衣室の前にある大きな全身鏡で身なりを確認し、最後にネクタイの傾きを直すと、颯爽とホールへと足を向ける。
日曜日。
時刻は午前九時ちょうど。
今日の俺のシフトは九時から十六時四十五分までの七時間四十五分で、休憩時間は昼のピーク後の四十五分間だ。
しかもなんと今日のホールのシフトは十一時までの二時間ではあるが、なんと菊井さんと二人っきりという、ボーナスタイムを含んでいる。
それ以降は昼のピークに備えてもう何人かシフトに、否!***************************
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