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兄弟パロ&死ネタ注意です
なんとなく投稿したかったので()
START
※🦇🐻❄です、🦇彡視点です
朝6時。
まだ眠気の残る頭で台所に立ちながら、俺はフライパンを睨んでいた。
kz🦇 「……焦げた、、」
syu🐻❄ 「かざね、また?」
背後から呆れた声が飛んでくる。
振り返れば、制服姿のしゅうとが苦笑いしていた。
寝癖が少しはねている。
kz🦇 「うるせぇ、食えれば同じ!」
syu🐻❄ 「毎回それ言うよね笑」
しゅうとは笑いながら俺の隣に立って、焦げかけた卵焼きを器用に巻き直した。
その横顔を見ながら、俺は小さく舌打ちする。
kz🦇 「ちッ、……だから火加減見ろって言っただろ、」
syu🐻❄ 「見てたよ?」
kz🦇 「見てないから焦げてんだよ」
syu🐻❄ 「はいはい」
適当に返事をしながらもしゅうとは怒らない。
昔からそうだ。
穏やかで、優しくて、怒るより先に笑うやつ。
正直、危なっかしい。
放っておくと財布忘れるし、風邪ひいても”大丈夫”しか言わないし、夜更かしするとすぐ体調崩す。
だから結局、俺が面倒を見る羽目になる。
kz🦇 「しゅうと、薬入れた?」
syu🐻❄ 「入れた」
kz🦇 「スマホは?」
syu🐻❄ 「持った」
kz🦇 「財布」
syu🐻❄ 「ある」
kz🦇 「ハンカチ」
syu🐻❄ 「子供じゃないんだけど、、」
kz🦇 「お前は信用ならんッ」
syu🐻❄ 「あははッw」
そう言うと、しゅうとは声を立てて笑った。
その笑い声が、朝の部屋に柔らかく響く。
今日から修学旅行だった。
2泊3日。
沖縄。
kz🦇 「海入るなよ?」
syu🐻❄ 「高校生にそれ言う?笑」
kz🦇 「溺れる」
syu🐻❄ 「俺泳げるし〜」
ん🦇 「調子乗るから言ってんの、」
ネクタイを直してやりながら言うと、しゅうとは少しだけ困った顔をした。
syu🐻❄ 「かざね過保護すぎ、」
kz🦇 「兄だからね」
syu🐻❄ 「まだ22なのに」
kz🦇 「年齢関係あるか?」
俺は乱れた髪を軽く撫でる。
しゅうとはされるがまま、くすぐったそうに目を細めた。
kz🦇 「……楽しんでおいで」
syu🐻❄ 「うん」
kz🦇 「ちゃんと飯食えよ」
syu🐻❄ 「うん」
kz🦇 「知らない人について行っちゃダメだからな」
syu🐻❄ 「俺小学生かなんかなの?」
kz🦇 「返事」
syu🐻❄ 「はーい」
玄関を出る直前、しゅうとは振り返った。
syu🐻❄ 「行ってくるね、かざね!」
kz🦇 「ん、ちゃんと帰ってこいよ」
syu🐻❄ 「はーい!行ってきます!(手振&走」
kz🦇 「行ってらっしゃい(手振」
それが、最後だった。
電話がきたのは、その日の夜だった。
しゅうとの高校の電話番号。
嫌な予感がした。
胸がざわつく。
『…しゅうとくんのお兄様でしょうか、』
その瞬間、呼吸が浅くなる。
kz🦇 「…ッ、はい、」
『海で事故が起きまして________』
kz🦇 「え、、、」
世界の音が遠のいた。
溺水。
搬送。
心肺停止。
単語だけが頭に突き刺さる。
理解したくなかった。
そんなわけない。
だって朝、普通に笑ってた。
“行ってきます!”って。
ちゃんと聞いた。
なのに。
kz🦇 「なんでッッ(ポロポロ」
病院で見たしゅうとは、静かだった。
白いシーツの上で眠る姿は、今にも起きそうなくらい穏やかなのに。
触れた指先だけが、どうしようもなく冷たい。
kz🦇 「……しゅうと、(声震」
声が震える。
返事はない。
kz🦇 「起きろ、」
動かない。
kz🦇 「おいッ、(ポロッ」
喉が痛い。
kz🦇 「帰るぞッッ、(ポロポロ」
何を言っても、何も返ってこない。
先生が事故の説明をしていた。
沖へ流されたクラスメイトを助けようとして、しゅうとも流されたらしい。
バカだと思った。
なんで助けに行くんだ。
なんで自分を後回しにする?
そんな優しさいらないだろ、
kz🦇 「……俺の言うこと、聞けよッ」
掠れた声が落ちる。
海入るなって言ったのに。
危ないことするなって。
ちゃんと帰ってこいって。
言ったのに、、
言ったのにッッッ、
葬式のあと、1人で部屋へ戻る。
暗いリビングは静まり返っていた。
kz🦇 「……ただいま」
言ってから後悔する。
返事なんか、あるわけない。
冷蔵庫を開ける。
しゅうとが修学旅行に作ったプリンが入っていた。
『かざね用』
貼られた付箋。
その字を見た瞬間、息が止まった。
kz🦇 「ッ…!」
なんで残ってるんだよ。
本人はいないのに。
ソファに座り込む。
視界が滲む。
しゅうとがいないだけで、部屋がこんなに広い。
静かで。
寒い。
kz🦇 「……起きろよッ、しゅうとッッッ、(ポロポロ」
ぽつりと零れる。
kz🦇 「飯、誰が作るんだよッ、(ポロポロ」
洗濯も。
鍵の確認も。
寝落ちしたときに毛布かけるのも。
全部。
全部俺がやってきた。
なのに。
kz🦇 「世話焼かせろよッ、最後まで……(ポロポロ(声歪」
涙で声が歪む。
もう、”かざね”って呼ぶ声は聞こえなかった。
あの日の”行ってきます!”が、最後だった。
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