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理不尽

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理不尽

11 - 第11話

♥

101

2022年03月21日

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赤side




いや…

紫先輩居なさそう…?


もうちょっと…待つ、?






「赤くん…?」


「ん?」


「多分紫先輩居ないよ…」


「そう…っぽいね」



なんやかんやで結構待ってる気がするし…



「…って!えぇ?!」


「え?なになに…?赤くんやめて?」


「もう30分も待ってたの?!」



これじゃあ他の場所行けなくね?



「そうだよぉ…こんなに待たなくても良かったじゃん…泣」


「…よし、青ちゃん」


「ん〜?」


「明日部活あるっけ」


「確か明日は休日だからなかったような…?」



神やん✨

これは…行くしかないな



「橙先輩の家、行こ」


「え?ちょっと急すぎるでしょ!しかも橙先輩の家めっちゃ遠いんだよ?!」


「紫先輩が心配。」


「それは僕もそうだけど、、!」


「早めの方が良い。」







青ちゃん、グダグダ言ってたけど結局一緒に来てくれた。

俺が心配なんだって

優しいなぁ…



確か苺駅で降りて___



「赤くん?」


「今度はなに?」


「あそこにいる人たち知ってる?めっちゃ見てきてるんだけど、、」



そりゃちょっとぐらい見るくない?



パチッ



「あ…ぇ、、?」



あちらも驚いているような顔をしている。



「赤…?」


「黄ちゃん、?」


でも、隣には柄の悪そうな男の人__

黄ちゃんってこんな人と仲良かったっけ?





〜回想〜


「黄ちゃん!」


「赤!」


俺は、中学校に入るまで、厳密に言うと部活を始めるまで、

習い事として、剣道をしていた


「赤は強いねぇ…」


「そんなことないよ!」ニコニコ


「そーいえば、赤はどこの中学校に行くの?」


「俺はね、、」泣


「…赤!また、アイス屋さん行こ!」


「!うん✨」



言えなかった

自分の口から事実を言って、認めたくなかった


でも、何も知るはずもない黄ちゃんがね、察してくれてた

あの時、すぐに話題を変えられて、大人な対応だったな

俺にとっての嫌な話題ってすぐに分かってくれてた

本当にすごいなぁ…


俺は、既に引越しをすることが決まっていた。

でも、現実逃避をしてた。


「赤…」


「黄゛ちゃぁ゛…」泣


「大丈夫だよ!また、大会で会お!絶対強くなって赤と肩を並べるんだ!✨」


「うん…っ」ニコッ


元気付け方もかっこよかったな…



……To be continued

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コメント

8

ユーザー

かっけぇ…すっごぉ…おれおさん天才ですかね?

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