赤side
いや…
紫先輩居なさそう…?
もうちょっと…待つ、?
「赤くん…?」
「ん?」
「多分紫先輩居ないよ…」
「そう…っぽいね」
なんやかんやで結構待ってる気がするし…
「…って!えぇ?!」
「え?なになに…?赤くんやめて?」
「もう30分も待ってたの?!」
これじゃあ他の場所行けなくね?
「そうだよぉ…こんなに待たなくても良かったじゃん…泣」
「…よし、青ちゃん」
「ん〜?」
「明日部活あるっけ」
「確か明日は休日だからなかったような…?」
神やん✨
これは…行くしかないな
「橙先輩の家、行こ」
「え?ちょっと急すぎるでしょ!しかも橙先輩の家めっちゃ遠いんだよ?!」
「紫先輩が心配。」
「それは僕もそうだけど、、!」
「早めの方が良い。」
青ちゃん、グダグダ言ってたけど結局一緒に来てくれた。
俺が心配なんだって
優しいなぁ…
確か苺駅で降りて___
「赤くん?」
「今度はなに?」
「あそこにいる人たち知ってる?めっちゃ見てきてるんだけど、、」
そりゃちょっとぐらい見るくない?
パチッ
「あ…ぇ、、?」
あちらも驚いているような顔をしている。
「赤…?」
「黄ちゃん、?」
でも、隣には柄の悪そうな男の人__
黄ちゃんってこんな人と仲良かったっけ?
〜回想〜
「黄ちゃん!」
「赤!」
俺は、中学校に入るまで、厳密に言うと部活を始めるまで、
習い事として、剣道をしていた
「赤は強いねぇ…」
「そんなことないよ!」ニコニコ
「そーいえば、赤はどこの中学校に行くの?」
「俺はね、、」泣
「…赤!また、アイス屋さん行こ!」
「!うん✨」
言えなかった
自分の口から事実を言って、認めたくなかった
でも、何も知るはずもない黄ちゃんがね、察してくれてた
あの時、すぐに話題を変えられて、大人な対応だったな
俺にとっての嫌な話題ってすぐに分かってくれてた
本当にすごいなぁ…
俺は、既に引越しをすることが決まっていた。
でも、現実逃避をしてた。
「赤…」
「黄゛ちゃぁ゛…」泣
「大丈夫だよ!また、大会で会お!絶対強くなって赤と肩を並べるんだ!✨」
「うん…っ」ニコッ
元気付け方もかっこよかったな…
……To be continued
コメント
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かっけぇ…すっごぉ…おれおさん天才ですかね?