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私の人生において、これほどまでに溢れんばかりの多幸感に包まれた朝があっただろうか。
目が覚めたら愛しい人の顔がすぐ目の前にあって、少しの間、ベッドの上でじゃれ合って、「いい加減起きなきゃ」と私が言うと、名残惜しそうにおでこにキスを落とす。
2人でキッチンに並んで作った朝食は、いつものメニューと大して変わらないのに、今まで食べてきたものの中で一番おいしく感じている。
好きな人との同棲がこんなに幸せで、味覚まで変えてしまうとは驚きだ。
それに今日はまだ始まったばかり。私の幸せ指数はまだまだ上がり続ける。
「ね、どこにお出かけする?」
「そうだな。街に足りない食器とか買いに行って、その後は映画とか。あ、でもせっかく天気もいいし、公園でゆったりするのもいいかも。今は芝桜が見頃らしい」
「芝桜~!!」
「じゃあ決まりだ。朝食食べ終えたら準備しようか?」
「うん!あ、そうだ!お弁当持********
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