テラーノベル
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やっほ主です!
前回の続きからスタート!!
お弁当を食べ終わり、彩羽について、世界の否定によって出来た壊れた世界について説明し終えた。
🌱「にわかに信じ難い話ですが、私は信じます」
🧊「信じるんだね。僕は最初、全然信じられなかった」
🌱「だって目の前で彩羽さんが空を飛び、このお弁当に『美味しい』という色を付けたのですから」
淡々とした口調でしっかりと現実を受け止める
🌱「でも、まさかこの世界が本当は違っていたなんて…」
🌈「この世界に住んでる人たちは記憶を失ってこういう世界だって思ってるもん」
🌈「驚くことには仕方ないと思う」
🧊「うん。僕も未だにこの世界は違ってるなんて」
🧊「あっ…」
🌈「どうしたの?」
ふと、氷凪は足元に目を落とした。そこには一輪の薔薇が落ちていた。この世界にある他の物と同じで、落ちていたからか魔法が届いていなかったみたいだ
───けれど、その薔薇は綺麗な「白」だった
その薔薇を氷凪はそっと拾い上げて蕾に近づく
🧊「これ、蕾の髪に付けて良い?」
🌱「え?これをですか?」
🧊「うん。色は戻ってないけど、なんとなく付けたくなった」
🌱「………ありがとうございます。ではお願いします」
氷凪の手によって、蕾の綺麗な白髪に一輪の薔薇を付ける。蕾の瞳は灰色のままで無表情だったが、心の奥に小さな種が落ちた気がした。
🌈「すごく似合ってる蕾ちゃん!すっごく可愛い!!」
🌱「か、可愛い…ですか?あ、ありがとうございます」
🌱(可愛いって何でしょう?)
蕾は戸惑い、彩羽は無邪気にはしゃいだ
🌈「じゃあ次の色も元に戻そう!」
🧊「そうだね」
🌱「待ってください。学校があります…」
🧊「あっ…」
🧊「そういえば学校のこと…忘れてた」
🌈「そういえばそうじゃん!学校へ行く途中で私を助けてくれたんだもんね」
🌱「学校へ行かないと、まずいことが起こります」
🌱「どうします?」
🧊(まずいこと…それはダメだ。でも…)
🧊「それでも僕は、彩羽と一緒にやる」
🧊「彩羽と一緒に色を戻して、美味しいご飯を食べたい」
🌈「氷凪…」
🌱「…そうですね。私も一緒に行きます」
🌈「ありがとう2人とも!!」ギュッ
彩羽は思いっきり2人のことを抱きしめた
🌈「よしっ!それじゃあ仲間が増えたことだし、たくさんの色を取り戻して世界を元に戻そう!!」
🧊「そうだね。行こう」
🌱「はい」
🌈「あっこれあげる!魔法の筆だよ!」
🌱「ありがとうございます」
先を歩く氷凪と隣を歩く蕾、2人の背中に行く彩羽。ほんの一瞬だけ……
──彩羽の顔から、さっきまでの無邪気な生気がずっと引いた
誰も見ていない2人の背中を見つめる彼女の 唇はいつものようにニコッと笑った形のままだが、瞳は微かに揺れていてどこか寂しそうな雰囲気だった。
無理やり作った笑顔のまま、彼女の胸の前でギュッと拳を握りしめた
🌈(………氷凪。私が必ず───)
その言葉の続きは風の中に消えていった。
To be continued
今回はここまで!
さぁ新しく蕾が入りました!次回から賑やかになるかもですね
それじゃばいもな〜
コメント
3件
わあ、読み終わりました……! 第6話、すごく良かったです。白い薔薇を蕾ちゃんの髪に付ける氷凪くんの優しさに、じんと来ました。あと、ラストの彩羽さんの一瞬の表情の変化、めっちゃ気になります。笑顔の裏に何か隠してる感じがして、続きが早く読みたいです!
れお(1週間猫化)
320
#ギャグ時々シリアス??
꒰ঌソラ໒꒱
10
#恋愛
もな
224